渋柿の食べ方は?渋抜きの仕方や甘くする方法なども紹介!
渋柿の食べ方について知っていますか?今回は、渋柿の<焼酎・ドライアイス>などを使った渋抜きの仕方や、甘くする方法に加えて、活用レシピのおすすめも紹介します。渋柿の渋い理由や、甘柿との<形・中身>での見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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渋柿の食べ方は?
普段食べる柿は完熟して甘みがある甘柿ですが、柿には大きく分けると甘柿と渋柿の2種類があります。渋柿は名前の通り渋みが強く、そのままでは食べることはできないので、食べるためには渋抜きや甘みを強くする工夫が必要です。今回はその渋柿の特徴や、渋抜きの方法・渋柿をより美味しく食べる食べ方などを紹介していきます。
渋柿はなぜ渋いのか?
熟した甘柿は甘みがとても強いですが、一方の渋柿はなぜ渋みが非常に強いのでしょうか。ここでは、渋柿が渋い理由や、あまり聞き慣れない合わせ柿とは何かについて説明します。
渋柿が渋い理由
渋柿の渋みはタンニンという成分の影響があります。タンニンはポリフェノールの1種でワインなどにも含まれていますが、この渋みは柿が成熟する前に動物に食べられないようにするために、発達したものだと言われています。渋柿に含まれるタンニンは水に溶ける性質を持ち、口に含むと唾液に溶けだすことで渋みを感じる仕組みになっているようです。
合わせ柿とは
柿にはたくさんの品種がありますが、それらを大きく分けると甘柿と渋柿の2種類に分類されます。合わせ柿とは、この渋柿を渋抜きし、食べやすくした柿のことを言います。渋抜きをすることで、渋柿も甘柿のように美味しく食べることができるのが特徴です。
渋柿と甘柿の見分け方は?
渋柿と甘柿は見た目が非常に似ていて、特徴を知らないと見分けることは難しいです。ここでは、渋柿と甘柿の形と中身の違い・見分け方について説明します。
①形での見分け方
甘柿はずっしりとした重みがあり、上から見ると丸ではなく少し角ばった四角い形をしています。一方、渋柿は甘柿に比べると細長く先がとがった状態になっているのが特徴です。ただし、柿は様々な品種が出ているので種類によってはこの特徴に合わないものもあります。
②中身での見分け方
出典: @switchbackj
お店では中身まで見ることはできませんが、カットしてからも甘柿と渋柿には違いがあります。甘柿には黒い小さな点が沢山あることが多く、これは苦み成分であるタンニンが固まっているものです。甘柿にも渋柿と同様にタンニンは含まれますが、水に溶けない性質を持っており、口に入れても唾液に溶け出さないため苦みも感じません。
一方の渋柿のタンニンは水に溶ける性質に変化して果実全体に溶けだしており、この黒い点がないのが特徴です。
(*柿の種類や見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)