キハダマグロとは?他のマグロとの違いは?捌き方や刺身など料理レシピのおすすめを紹介!
キハダマグロについて知っていますか?今回は、キハダマグロの見た目・味を他の種類のマグロと比較し、産地・旬の時期に加えて、さばき方も紹介します。キハダマグロの刺身の美味しい食べ方や、活用アレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
・生息地:全世界の亜熱帯・温帯海域
・味わい/脂ののり:身は柔らかい/脂身は少ない
ビンチョウマグロは全長1.4m、重さは40kgほどでマグロの中では小型の魚です。体型は紡錘状で頭が大きく長い胸ヒレをもちます。また、尾ビレの後縁が白く色付いているのが特徴です。ビンチョウマグロの肉は淡い桃色をしており、脂身が少なく鶏肉のような柔らかい食感で、冬の時期になると脂が乗ってトロのような味わいになります。
③本マグロ(クロマグロ)
・生息地:日本近海、朝鮮半島南岸・東岸、アラスカ湾など
・味わい/脂ののり:赤身は酸味があり、トロは甘味がある/赤身は脂身が少なく、トロは脂が乗っている
本マグロは体長3m、重さ400kgにも及ぶ大型のマグロで、体型は紡錘形で、胸ビレや背ビレ、尻ビレが短いのが特徴です。本マグロの赤身は鮮やかな赤い色をしており、酸味が強くマグロの素材の味が楽しめます。中トロは赤身の味わいに脂身の甘味やコクが加わった味です。本マグロの食感は、脂身が多い部位ほど柔らかくなっています。
(*本マグロやその他のマグロの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キハダマグロのさばき方は?
キハダマグロのさばき方は、以下のような手順で行います。
【やり方】
1.胸ビレの後ろに包丁を入れる
2.肛門に包丁を入れて腹部を割ってワタを取る
3.反対側の胸ビレの後ろ側に包丁を入れ、カマを付けたまま頭部を切り落とす
4.胴体を半分に切り分ける
5.背中側と側面に包丁を入れ、中骨などを切り落とす
6.腹側をおろして完了
キハダマグロの腹を割ってワタを抜いたあとは、ワタの入っていた部分を流水で綺麗に洗い流してください。大きいキハダマグロをさばく際は、家庭のまな板に乗る程度の大きさに切り分けてからさばきましょう。大型のキハダマグロの場合は5枚におろし、小型の場合は3枚におろすと作業がしやすくなります。
キハダマグロを使った料理レシピ
キハダマグロは生のまま刺身として食べることの多い魚ですが、料理に使っても美味しくいただけます。ここからは、キハダマグロを使ったおすすめのレシピを紹介します。
①キハダマグロの生刺身
キハダマグロの定番の食べ方である生刺身のレシピです。キハダマグロの柵を平造りと呼ばれる切り方で切り、大葉や大根の千切りの上に盛り付けて、わさび醤油をつけていただきます。
②キハダマグロのたたき風
フライパンでキハダマグロの柵の表面を焼き、バルサミコソースをベースとしたソースをかけた一品です。キハダマグロを焼いた後にラップで包んで冷蔵庫で冷やしておくと、身が切りやすくなります。