アトランティックサーモンとは?危険って本当?生食できるかや人気レシピも紹介!
アトランティックサーモンとはどんな魚か知っていますか?トラウトサーモン・ノルウェーサーモンなど他の種類のサーモンとは違うのでしょうか?今回は、アトランティックサーモンの〈生態・カロリー・危険性〉などを紹介します。人気レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- アトランティックサーモンとは?名前の意味は?
- アトランティックサーモンの生態
- アトランティックサーモンのカロリー・糖質
- アトランティックサーモンと他の種類のサーモンとの違いは?
- ①アトランティックサーモンとトラウトサーモンの違い
- ②アトランティックサーモンとノルウェーサーモンの違い
- アトランティックサーモンは危険って噂は本当?
- 危険性①寄生虫がいる
- 危険性②有害物質が使われている疑いがある
- アトランティックサーモンは生食できる?
- 刺身用のアトランティックサーモンであれば生刺身でも食べられる
- アトランティックサーモンのレシピのおすすめ
- ①アトランティックサーモンのムニエル
- ②アトランティックサーモンのサラダ
- ③アトランティックサーモンとアボカドの丼
- ④アトランティックサーモンのクリームパスタ
- ⑤アトランティックサーモンのミルクスープ
- ⑥アトランティックサーモンのフライ
- アトランティックサーモンを食べてみよう
アトランティックサーモンとは?名前の意味は?
アトランティックサーモンはスーパーや魚屋などで手軽に購入でき、寿司のネタとしても人気のある魚です。アトランティックサーモンとはどのような魚なのでしょうか。アトランティックサーモンの生態やカロリー、糖質について解説します。
アトランティックサーモンの生態
アトランティックサーモンは別名「タイセイヨウサケ」とも呼ばれるサケの一種で、体格はサケのなかでも大型です。タイセイヨウサケの名前は、アトランティックサーモンが北大西洋の周辺に生息することを意味しています。アトランティックサーモンは孵化後数年の間河川で暮らした後に海へ下り、2年から3年経った後に母川に戻って産卵するのが特徴です。
アトランティックサーモンは、ヨーロッパやアフリカ大陸、中東を中心に世界中で食べられています。ノルウェーではアトランティックサーモンの養殖が盛んで、日本に流通しているサーモンの大半がノルウェーで養殖されたアトランティックサーモンだと言われています。
アトランティックサーモンのカロリー・糖質
100gあたり | カロリー | 糖質 |
アトランティックサーモン | 241kcal | 0.1g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
上記の表は、アトランティックサーモンの100gあたりのカロリーとその糖質量を表したものです。アトランティックサーモンは脂が乗っているためカロリーが高く、100gあたりのカロリーははまちやぶりなどのカロリーと同じくらいです。一方で糖質量は極めて低く、100gあたりの糖質量はほうれん草やサニーレタスの糖質量ほどしかありません。
アトランティックサーモンと他の種類のサーモンとの違いは?
アトランティックサーモンとほかのサーモンには、どのような違いがあるのでしょうか。ここからは、アトランティックサーモンとトラウトサーモン、ノルウェーサーモンの違いについて解説します。
①アトランティックサーモンとトラウトサーモンの違い
トラウトサーモンはニジマスを海で繁殖させるために品種改良した魚で、サーモンとは異なります。トラウトサーモンは風味や食感、身の色がサーモンに似ており、アトランティックサーモンより安価であることから日本でも多く流通しています。
アトランティックサーモンはトラウトサーモンより身の色が薄く、脂身が多いため濃厚な味わいが特徴です。これに対してトラウトサーモンの身はオレンジ色をしていてほどよく脂が乗っており、アトランティックサーモンと比較すると味が淡泊であるため日本人に好まれています。
②アトランティックサーモンとノルウェーサーモンの違い
ノルウェーサーモンはアトランティックサーモンのブランドの一種で、北ヨーロッパのノルウェー地方で養殖されたサーモンのことを指します。ノルウェーサーモンはノルウェーの綺麗な水や安全なエサなど厳しい基準管理のもとで育てられているのが特徴です。
ノルウェーサーモンはほどよく脂が乗っており、アトランティックサーモンよりも甘味があります。ノルウェーサーモンは寿司店や料亭のほか、フランス料理店やイタリアンでもよく使われています。
(*サーモンの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)