鮭ハラスとは?脂が豊富な部位?カロリー・栄養価〜焼き方やレシピのおすすめまで紹介!
鮭ハラスとはどこの部位か知っていますか?今回は、「鮭ハラス」の名前の由来や、味わいに加えて、カロリーや栄養なども紹介します。鮭ハラスの<フライパン・電子レンジ>での焼き方や、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
鮭ハラスとは?どこの部位?
スーパーや居酒屋のメニューなどでよく見かける鮭ハラスとは、鮭のどこの部位のことを指すのでしょうか。ここでは、鮭ハラスの部位とその名前の由来について解説します。
鮭ハラスは腹の部位
鮭ハラスとは、鮭の内臓を取り囲むお腹の薄い部分で骨のない身をさします。脂がのって旨みがたっぷりと凝縮されている腹身のことで、脂のりがいいのは内臓を守るため脂肪を蓄えているからです。また、鮭1匹からとれるハラスは2本と希少な部位で、普通の鮭の切り身と異なり形やサイズは不揃いで売られています。
「鮭ハラス」の名前の由来
鮭ハラスの名前の由来は「大根にスが入る」からきています。鮭から内臓を取り出して捌いたときに腹にサシが入った見た目が大根にスが入っている状態に似ていることから、ハラは名前の通りに腹で大根のスの様にサシが入るのでハラスと名付けられました。
鮭ハラスの味わい
鮭ハラスは鮭の中でも特に脂の乗った部位で、マグロでいうところの大トロにあたる部分です。ふんわりとろけるような食感と脂がたっぷりのっていて濃厚な旨味を味わえます。焼きたてはもちろん冷めてもやわらかで、ほんのりとした甘さがあとを引く美味しさです。
Twitterの口コミ
昨日の #ぶり飯 は
#鮭ハラス 𓆛𓆜𓆝𓆞𓆟
あぶらぷりぷりで
美味しかったです(๑´ڡ`๑)❤
鮭ハラスのカロリーや栄養価は?
鮭ハラスは脂がよくのっていてカロリーが高いイメージがありますが、実際にはどれほどのカロリーがあり、どのような栄養価が含まれているのでしょうか。鮭ハラスのカロリーと栄養価およびその効能について解説します。
鮭ハラスのカロリー・糖質
100gあたり | カロリー | 糖質 | 1日の摂取カロリーの占める割合 |
白鮭ハラス | 133kcal | 0.1g | 6% |
紅鮭ハラス | 138kcal | 0.3g | 6% |
銀鮭ハラス | 204kcal | 0.1g | 9% |
アトランティックサーモンハラス | 237kcal | 0.1g | 11% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
日本では一般に鮭といえば白鮭になりますが、紅鮭・銀鮭・アトランティックサーモンなど鮭にはいくつか種類があります。上記の表は、4種類の鮭ハラス100gのカロリー・糖質を表したものです。白鮭は最も低いカロリーで紅鮭はそれよりもやや高めです。銀鮭やアトランティックサーモンは鮭の中では高めのカロリーになっています。
このように鮭のカロリーは種類によって異なりますが、糖質はほとんどの種類の鮭が100gあたり0.1gとかなり低めです。
(*鮭のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
鮭ハラスの栄養価や効果・効能
鮭ハラスに含まれる栄養素には、以下のようなものがあります。
・DHA(ドコサヘキサエン酸)
・EPA(エイコサペンタエン酸)
・アスタキサンチン
・タンパク質
・ビタミンB群
・ビタミンD
・ビタミンE
・カルシウム
・コラーゲン
鮭ハラスには、EPAやDHAがたくさん含まれていて中性脂肪やコレステロールを分解する働きがあり、体脂肪が気になる人のダイエットに最適です。動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病の予防にもなるビタミンDも多く含まれていて、100gのハラスを食べると1日に必要なビタミンDを摂取できます。
また、抗酸化作用のあるアスタキサンチンも含んでおり、疲労回復・眼球疲労や脳の活性などの効果・効能があります。鮭ハラスの皮に含まれるコラーゲンは、皮膚にハリや弾力を作り出して肌のうるおいを維持する働きがあり、美容効果の高い栄養素です。