里芋に赤い部分や筋・斑点がある原因は?食べれる?対処法や選び方のポイントを解説!
【管理栄養士監修】里芋に赤い部分や筋・斑点があったことはありませんか?食べられるのでしょうか?今回は、里芋が赤くなる原因や黒・緑・茶に変色する理由も紹介します。里芋を赤くしない保存方法や選び方なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
続いて、洗った里芋を保存する方法を紹介します。洗浄済みの場合は、冷蔵庫に入れて保管しましょう。
1.里芋の表面に水気が付いている時は、しっかりと拭き取る
2.ポリ袋に入れる
3.野菜室に入れておく
洗浄済みの里芋は、ポリ袋や保存袋に入れて保管しましょう。温度が低すぎると日持ちしないので、野菜室に入れておくのがポイントです。この方法なら、約1週間程度保存が可能です。
③洗った里芋を冷凍で保存する方法・期間
洗った里芋を、冷蔵ではなく冷凍で保存する方法もあります。方法や保存期間は、以下の通りです。
1.鍋でお湯をわかし、塩を一つまみ入れておく
2.洗った里芋を1に入れたら、3分ほど茹でる
3.茹で上がったら皮を剥く
4.冷めたら、フリーザーバッグに入れて冷蔵庫で保存する
冷凍庫で里芋を保存する時は、あらかじめ茹でて火を通しておきましょう。使用する時は解凍せず煮込み料理にも使えるので便利ですし、1か月と長期間保存できるのも魅力です。
(*里芋の保存方法や期間について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
里芋の食べられない・避けた方が良い状態とは?
続いて、里芋の食べられない状態や、避けた方が良い状態とはどの様なものなのかを見ていきましょう。見た目・匂い・感触と3つの見分け方があるので食べられるかどうか怪しい里芋を見分けたい時に参考にして下さい。
見た目での見分け方
食べられない里芋の、見た目での見分け方は以下の通りです。
・切り口のほとんどが変色している
・溶けている
・カビが生えている
一部分が変色しているだけで、異臭などの問題が無ければその部分を取り除けば良いですが、全体的に変色しているものは腐っていると考えて食べるのはやめましょう。切り口がどろどろになって溶けていたり、カビが生えてしまった物も食べるのは危険です。
(*里芋の皮につく白いふわふわについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
匂いでの見分け方
食べられない状態の里芋とは、どの様なものでしょうか?
・かび臭い
・発酵した様な匂い
里芋にカビが生えると、普段とは違うカビ臭い匂いがしますが、これとは別に発酵した様に甘い香りがする時もあります。この場合も里芋は腐っているので、どちらにしても食べない方が良いでしょう。
感触での見分け方
匂いや見た目の他に、感触でも食べられるかどうか見極めることができます。
・柔らかい
・どろっとぬめりが出てくる
里芋は腐ってくると柔らかくなりますし、どろっと溶けた様なぬめりが出てきます。異臭もしてくるので食べようと思う人はあまりいないと思われますが、ぬめりが出た様な里芋は誤って食べてしまわない様注意しましょう。
里芋の赤い筋・斑点があっても問題ない
里芋に現れる赤やピンクの斑点はアントシアニンが原因なので食べられますが、カビが生えた場合やぬめりが出てきた場合は食べることができません。里芋の状態をしっかり確かめて、腐っている里芋を食べないように注意しましょう。