紅玉(こうぎょく)はどんなりんご?旬の時期・産地や味わいは?レシピのおすすめも紹介!
【フルーツガーデン北沢監修】紅玉とはどんな果物か知っていますか?今回は、紅玉の〈旬の時期・味わい・風味〉など特徴や、店であまり売っていない理由についても紹介します。〈ジャム・コンポート〉など、紅玉の美味しい食べ方・レシピも参考にしてみてくださいね。
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紅玉(こうぎょく)とは?どんなりんご?
りんごにはさまざまな種類がありますが、その中の一つである紅玉とは、どのような特徴を持つりんごなのでしょうか。まずは、紅玉の旬の時期や主な産地、味の特徴などを見ていきましょう。
紅玉はアメリカ原産のりんご
紅玉は、名前の通り鮮やかな真紅の見た目が特徴のりんごです。紅玉の名前の他に、以下のような別名を持っています。
・千成
・満紅
・ジョナサン
紅玉はアメリカ原産のりんごで、アメリカではジョナサンの名で親しまれています。日本には明治の初期に伝わり、地域によって紅玉・千成・満紅などの名前で呼ばれるようになりました。その後紅玉の名で統一されましたが、青森県では現在でも高齢者を中心に千成や満紅の名で呼ぶ人も多くいるようです。
北沢毅
フルーツガーデン北沢
数あるリンゴの中でも、トップクラスに赤の色素(アントシアニン)を多く含む品種です。お菓子には皮ごと使うのがオススメ。キレイな赤色が食欲をそそりますよ^^
紅玉の旬の時期・産地
紅玉が最も美味しくなる旬の時期は、9月下旬〜10月中旬頃です。日本での主な紅玉の産地は青森県ですが、9月下旬頃から収穫が始まり、10月頃から出荷量のピークを迎えます。また、青森県の他に山形県や長野県も紅玉の産地として有名です。
(*りんごの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅玉の味わい・風味
紅玉はしっかりした甘味を持ちますが、それ以上に酸味が強く、爽やかな香りや味が特徴です。甘い果物より、酸っぱい果物が好きな方に合うりんごでしょう。また、紅玉は煮込んでも果肉が崩れにくいため、製菓用やジャム用として活用されることが多くあります。特に、アップルパイやタルトタタンに使うときれいな色が出るのでおすすめです。
Twitterの口コミ
紅玉リンゴ
そのまま食べると酸っぱいですが、
手を加えると優秀なおいしさになります。
これから、大変な手間をかけて、ジャムを作ります。
今日中には仕上がりません。
Twitterの口コミ
生まれて初めて紅玉🍎を購入❗
関西だからでしょうか?ほとんどお店に並んでないんですよ。
料理番組で「最近は手に入りにくいんですよ~」と言いながら、しっかり紅玉🍎使っているのが羨ましかった❗
砂糖とマーガリンで炊いてみた…
うん、あまずっぱーい(≧▽≦)❤️
おいしーい🎵
紅玉が店で売ってない?どこにあるの?
近年では、紅玉の旬の時期であってもスーパーなどで見かけることが減ってきましたが、何故なのでしょうか。ここでは、紅玉が出回らなくなってきた理由や、紅玉の入手方法について紹介します。
紅玉の生産量自体が減っており取り扱いが少ない
紅玉は強い酸味が特徴のりんごですが、日本の消費者には甘い味のりんごが好まれたことから、だんだんと生産量が減ってしまいました。現在では大規模スーパーでも入荷する数が少なく、小さいスーパーでは紅玉の入荷自体をしていない場合も多いようです。
北沢毅
フルーツガーデン北沢
果肉が柔らかくなりやすく、日持ちがしないことも栽培量の減少に影響しています。旬が短いぶん、新鮮な紅玉は貴重です。収穫後1か月ほどで果肉が軟化してしまい風味も落ちやすくなるため、生で食べる場合はお早目に。