犬食いとは?マナー違反な食べ方?原因や子供・旦那への治し方・指導法も解説!
犬食いとはどんな食べ方か知っていますか?マナー違反なのでしょうか?今回は、犬食いに対する〈日本・韓国〉でのマナーの違いの他、犬食いの原因や旦那・子供に有効な治し方のコツも紹介します。〈クチャラー〉など犬食い以外のマナーの悪い食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 犬食いとは?どんな食べ方?
- 「犬食い」とは食器を持たずに前屈姿勢で食事すること
- 犬の食べ方に似ていることが「犬食い」の名前の由来になった
- 犬食いはマナー違反?汚い食べ方?
- 日本では食器を持って食べることがマナーとされている
- ラーメンなど犬食いで食べざるを得ない料理もある
- 韓国・中国など海外では逆に犬食いが正しいマナーになっていることも
- 犬食いになってしまう原因とは?
- ①椅子・テーブルの高さが悪い
- ②スマホ・テレビなどのせいで姿勢が悪くなっている
- ③箸を正しく使えない
- ④親が犬食いの姿勢で食べる習慣がある
- ⑤普段から姿勢が悪い
- ⑥持ちにくい大きさの皿が原因
- 犬食いの治し方は?子供・旦那にどう指導すべき?
- ①椅子・テーブルの位置を調整する
- ②箸を正しく持てるように矯正する
- ③姿勢を正して食べる習慣をつける
- ④食事中はテレビやスマホを使用禁止にする
- ⑤食べ方を動画で撮る
- ⑥一回で口に運ぶ量を見直す
- 犬食い以外で食事マナー違反な食べ方は?
- ①ながら食べ
- ②くちゃくちゃと音を立てて食べる
- ③テーブルに肘をついて食べる
- ④箸の持ち方、使い方がおかしい
- ⑤咀嚼しながらしゃべる
- ⑥食後のお皿が汚い
- 犬食いは日本ではマナー違反
海外では犬食いが正しい食べ方であるというのは、意外に感じた方も多いでしょう。しかし、日本ではマナー違反なので犬食いは避けた方が無難ですが、犬食いになってしまう原因には何があるでしょうか?自分自身も犬食いをしていないかチェックしながら見てみましょう。
①椅子・テーブルの高さが悪い
椅子やテーブルの高さが合わないことは、犬食いになってしまう原因になり得ます。テーブルの位置が過度に低い位置にある場合や、テーブルと体の間に距離がある場合などは、口まで食事を運ぶのが遠くなるので顔を近づけがちになってしまいます。
テーブルと体の位置が遠い場合は自分で椅子を動かして近づけることもできますが、テーブルと椅子のバランスが悪いところでの食事は避けるのが良いでしょう。
②スマホ・テレビなどのせいで姿勢が悪くなっている
最近ではスマホの普及によって、スマホを見ながら食事する人も増えています。中には利き手で箸を持ち、反対の手でスマホを操作しながら食事をする人もいるので、器を持てなくなってしまうようです。さらにスマホを見ながら食事をすると姿勢が悪くなり、犬食いのほうが食べやすくなってしまいます。
また、テレビを見ながら食事する場合も、ゆがんだ姿勢になりがちです。なるべく食事中はテレビを消した方が、正しい姿勢で食べやすくなるでしょう。
③箸を正しく使えない
箸が上手に使えないことも、犬食いになってしまう原因に挙げられます。箸でうまくものをつまめないと、口まで食事を運ぶ間に落としてしまうので、顔を器に近づけて食べるようになります。犬食いやかきこんで食べるなど、正しい食べ方ができなくなってしまうので、子供のうちに正しい箸使いを身に付けておくと良いでしょう。
④親が犬食いの姿勢で食べる習慣がある
育った環境に大きく影響しますが、親のどちらかまたは両親が犬食いをする家庭だと、犬食いをする子供になりやすいでしょう。子供は親の真似をして育つので、親のどちらかが犬食いの場合には、その習慣を意識して改めることが子供のためにも大切です。
⑤普段から姿勢が悪い
猫背の人は頭が下にむきやすく、足を組む習慣のある人はテーブルに向かって座ったときに前かがみになりがちなため、犬食いで食べる原因となります。普段の姿勢が悪い人は、顔をテーブルに近づけすぎていないか、一度チェックしてみましょう。
⑥持ちにくい大きさの皿が原因
ラーメンなどの温かい麺類は、器が大きい上に熱いので、持って食べることは困難です。さらに姿勢を良くして食べると、麺をすすったときに汁が洋服に飛びやすいことから、犬食いになってしまうことがあります。ワンプレート料理のように、全て一皿にまとめて乗っている場合も、皿を持ちにくいので顔を器に近づけてしまうことになるのでしょう。
犬食いの治し方は?子供・旦那にどう指導すべき?
犬食いは、子供のうちならまだ修正がききますが、旦那の場合はかなり根気が必要です。ここでは犬食いを直すための手段をいくつか紹介します。
①椅子・テーブルの位置を調整する
低すぎるテーブルで食事をすると頭が下に向くので、犬食いになりやすくなるので、椅子とテーブルの位置を調整するだけでも子供・旦那のどちらも改善する場合があります。
椅子の座面からテーブルの天板までの間は28~32cmほどが一般的な距離です。子供が食事する際は、座面の高さを調整できる椅子を使うのが理想ですが、なければ座布団などで高さを調整できると良いでしょう。