フェイジョアの実・花の食べ方は？味はまずい？栄養価や食べ頃の見分け方も紹介！

フェイジョアの木は日本では見かけることが少ないですが、低木で葉の形もかわいく、家庭菜園や庭木として植えているところもあるようです。フェイジョアは果物としても親しまれていますが、一体どのような果物なのでしょうか。

フェイジョアとは南米原産で、グァバと同じフトモモ科の果物です。日本ではあまりなじみがありませんが、ニュージーランドやオーストラリアでは秋が旬の果物として人気があります。花と果実の両方を食べられ、フェイジョアの果実は大きいもので鶏卵より少し大きいサイズです。

（＊フェイジョアとは何か詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

フェイジョアはビタミンCや食物繊維が含まれ、特に女性にうれしい栄養素をもつ果物だと分かりましたが、一体どんな味がするのでしょうか？実際に食べた人の声や、美味しい食べ方について紹介します。

未熟なフェイジョアの場合は、梨のようなざらざらした舌ざわりで香りが少なく、酸味が強いのが特徴です。完熟したフェイジョアはイチゴ・バナナ・パイナップル・りんごのような味と人によって表現が違うので、形容しがたい味であることが分かります。パイナップルグァバとも呼ばれ、完熟するといい香りを放ち、果肉はやわらかくなります。

中に種がありますが大きくなく、ゼリー状のものに覆われているのであまり気になることはないでしょう。

フェイジョアの果実は10月終わりごろから11月下旬にかけて収穫され、追熟期間を考慮すると旬の時期は11～12月に当たります。フェイジョアは木から自然に落ちたものを収穫しますが、木から落ちたばかりは完熟しておらず、追熟が必要です。フェイジョアを追熟させるには、リンゴやバナナと同じ袋に入れ密封して数日置いておきましょう。

熟すとシワがよって灰緑色に変わるほか、果実の内側が透明なクリーム色になり、甘みも増します。甘い香りが漂い始め、軽く押してやわらくなっていれば食べ頃です。