獅子柚子(鬼柚子)の食べ方やレシピは?味や料理以外の使い方なども紹介!
【野菜ソムリエ監修】獅子柚子(鬼柚子)とは何か知っていますか?今回は、獅子柚子の旬の時期・産地や、栄養に加えて、食べ方や味わいなどを紹介します。獅子柚子を使ったレシピ・作り方の他に、料理以外への使い方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
獅子柚子の果肉は酸味は感じるものの、ぼんやりとした味わいで、みかんやグレープフルーツなどの他の柑橘類のように生食しても美味しいとはいえません。そのため、獅子柚子の果肉だけを食べるために購入している人はほぼいないと考えられます。
獅子柚子は基本的に皮の部分を調理して食べる
果肉が少ない獅子柚子を食べる場合は、基本的に皮やワタを調理して食べます。皮やワタからも柑橘類特有のさわやかな香りがするので、これらを生かせるメニューに加工して食べるのが一般的です。ただし、味わいは苦味があるので、茹でこぼしてから使用するなどの工夫が必要になります。
獅子柚子を使った料理レシピは?
獅子柚子の果肉は甘みが少ないもののさわやかな香りがあるので、そのまま食べるよりアレンジした方が美味しいです。ここでは、獅子柚子を活用したアレンジレシピを5つ紹介します。
①獅子柚子のジャム
獅子柚子の皮をワタごとスライスして、ジャムにするのもおすすめです。砂糖と水とレモン汁で煮るシンプルなレシピなので、ジャム作りになれている人には、簡単にできるレシピです。皮を茹でこぼしておくと、苦味を感じにくいです。
②獅子柚子のマーマレード
獅子柚子の果肉と皮の両方を使って作るマーマレードは、苦味のある大人好みの味に仕上がります。獅子柚子は水分が少ないので、途中で水を加えながら煮詰めないと焦げるので注意が必要です。このレシピでは、獅子柚子の重さの半量の砂糖を使用しています。
③獅子柚子の砂糖漬け
苦味が強い獅子柚子の皮も、砂糖で煮ると食べやすくなります。美味しく仕上げるポイントは、獅子柚子の皮をしっかり茹でこぼすことです。獅子柚子の皮を煮る際も、砂糖を3度に分けて弱火でワタが白から透明になるまで煮詰めれば出来上がりです。
④獅子柚子酒
獅子柚子の果肉だけを取り出し、ホワイトリカーと氷砂糖と共に蓋つきの瓶にいれて置いておくと、果実酒ができます。獅子柚子のフルーティーさが感じられ、ロックや炭酸割にすると美味しいです。