板ゼラチンと粉ゼラチンの違いはある?原料や使い方は?代用できるのかも紹介!

板ゼラチンと粉ゼラチンの違いはあるのか知っていますか?今回は、板ゼラチンと粉ゼラチンの<原料・使い方>の違いを比較し、代用することはできるのかなども紹介します。板ゼラチンと粉ゼラチンのそれぞれの特徴なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 板ゼラチンと粉ゼラチンの違いはある?
  2. 板ゼラチンと粉ゼラチンの【原料】の違いは?
  3. 板ゼラチンと粉ゼラチンの原料は同じ
  4. 板ゼラチンと粉ゼラチンの【使い方】の違いは?
  5. 板ゼラチンの使い方
  6. 粉ゼラチンの使い方
  7. 板ゼラチンと粉ゼラチンの特徴は?
  8. 板ゼラチンは仕上がりがいい
  9. 粉ゼラチンは使いやすい
  10. 板ゼラチンと粉ゼラチンは代用できる?
  11. 板ゼラチンと粉ゼラチンは同じ分量で置き換えれる
  12. 板ゼラチンと粉ゼラチンをうまく使おう

板ゼラチンと粉ゼラチンの違いはある?

お菓子作りに使われているゼラチンには、板ゼラチン・粉ゼラチンの2種類があります。同じゼラチンで一体どんな違いがあるのか、詳しく知っている人は少ないかもしれません。ここでは板ゼラチン・粉ゼラチンの特徴をそれぞれ紹介します。

板ゼラチンと粉ゼラチンの【原料】の違いは?

名前に同じゼラチンが入っているものの、板ゼラチンと粉ゼラチンは形状がまるで異なります。この2つの原料に違いはあるのかどうか、他のゼラチンについても触れながら説明します。

板ゼラチンと粉ゼラチンの原料は同じ

板ゼラチンも粉ゼラチンも、原料は同じ動物タンパク質のコラーゲンから作られています。コラーゲンは牛や豚の骨・皮から取っていますが、昨今では動物性ゼラチンを食べられない人のために、魚や海藻・野菜から生まれたゼラチンも販売されています。

(*ゼラチンの原料について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ゼラチンの原料とは?魚・豚由来って本当?寒天と成分の違いや使い方なども紹介!

板ゼラチンと粉ゼラチンの【使い方】の違いは?

板ゼラチンと粉ゼラチンは使い方が違うので、種類に応じた使い方を理解しておくことが大切です。ここでは種類別の使い方を紹介するので、お菓子作りにゼラチンを使う際にはぜひ参考にしてください。

板ゼラチンの使い方

板ゼラチンは、たっぷり用意した冷水で戻し、さらに温めて使うことがポイントです。

1.10℃以下の冷水を用意し、板ゼラチンを戻す
2.ふやかした板ゼラチンをしぼり、水気を取る
3.50〜60℃に温めた液体に、2の板ゼラチンを入れる
4.粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固める


利用する際の作業が一手間多いのが特徴の板ゼラチンですが、その分美味しいお菓子が出来上がります。数枚同時に戻す場合には、1枚1枚がくっつかないように離してふやかしましょう。

粉ゼラチンの使い方

粉ゼラチンは板ゼラチンと同様に水でふやかしてから使うものと、そのまま材料の液体に溶かして使えるものと2種類あります。

【ふやかすタイプ】
1.10℃以下の冷水を粉ゼラチンの用量の5倍ほど用意したら、粉ゼラチンを振り入れてふやかす
2.5分ほど経ったら、50〜60℃に温めた液体に粉ゼラチンを入れる
3.粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固める


【ふやかさないタイプ】
1.50〜60℃に温めた液体に粉ゼラチンを入れる
2.粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固める


ふやかすタイプは1の工程が非常に重要です。粉に水を注いでふやかそうとすると、粉ゼラチンはダマになってしまい、お菓子の仕上がりが雑になる可能性があります。必ず用意した水に粉を振り入れるようにしましょう。

板ゼラチンと粉ゼラチンの特徴は?

板ゼラチンと粉ゼラチンにはそれぞれに違ったメリットがあります。ここでは板ゼラチンと粉ゼラチンの特徴を紹介するので、特徴を理解した上で使い分けてみてください。

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