炊き込みご飯は保温で何時間もつ?傷みやすい理由は?長期間保存する方法など紹介!
炊き込みご飯の保温期間の目安を知っていますか?今回は、炊き込みご飯が傷みやすい理由や、保温期間の目安に加えて、腐った場合の見分け方なども紹介します。炊き込みご飯を長期間保存する方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
炊き込みご飯は冷凍で長期間保存できる
炊き込みご飯を冷凍することで菌の繁殖を抑えつつ長期保存することができます。手順は以下の通りです。
①1食分の炊き込みご飯をラップに包む
②なるべく厚みが均一になるように平らにしてバットに並べる
③粗熱をとってから冷凍庫に入れる
炊き立ての温かい状態のご飯をラップに包むことで、ご飯が乾燥してしまうのを防ぎ美味しさを保つことができます。冷凍庫での保存期間の目安は炊き込みご飯の具材によって少し変わります。鶏肉やキノコなどが具材のご飯は大体3週間、魚介類が具材のご飯は大体1週間です。
さらに、冷凍すると食感が変わってしまう野菜や具材もあるため、コンニャク・たけのこ・山菜などはあまり冷凍保存におすすめできません。
冷凍のコツ①空気に触れないようにする
炊き込みご飯が空気に触れると乾燥や酸化により味や食感が落ちてしまうので、ラップに包む際に空気をしっかり抜くことも大切です。また、素早く短時間で冷凍すると美味しさを維持することができるため瞬間冷凍機能などを利用したり、できるだけ平らに伸ばし厚みを薄くしたりといった工夫も重要となります。
冷凍のコツ②小分けして冷凍する
小分けに冷凍することも炊き込みご飯を冷凍保存する際の大切なポイントです。大きな塊で冷凍してしまうと、少しだけ使いたい場合に解凍後に残りの分を再度冷凍することになってしまいます。解凍と再冷凍の繰り返しはご飯の劣化につながるため、使いたい分だけ用いれるように小分けに冷凍することがおすすめです。
冷凍した炊き込みご飯の解凍方法
冷凍した炊き込みご飯は、電子レンジで解凍する方法がおすすめです。600Wの電子レンジでラップに包まれた状態のご飯を3分加熱し、お皿に移し替えてラップをして再度1分加熱できます。自然解凍は水分量が増えてしまい痛みの原因となるためおすすめできません。
(*炊き込みご飯の冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
炊き込みご飯の保温での長期保存はNG
炊き込みご飯は白米と比べて水分量が多いため、常温や炊飯器内での保存は傷みやすいことが分かりました。食中毒を避けるためにも、できるだけ炊き立ての美味しい炊き込みご飯を楽しみ、また長期保存する際は上手に冷凍庫を活用しましょう。