コーンミールとは?コーングリッツと違いは?代用できる?使い方・レシピも紹介!
コーンミールはどんな粉か知っていますか?今回は、コーンミールの〈栄養価・カロリー〉やコーングリッツの違いを代用できるかもふまえて紹介します。コーンミールの取り扱い店舗やコーンミールの使い方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- コーンミールとは?
- コーンミールは乾燥したコーンの胚乳の粉末
- コーンミールの栄養価やカロリーは?
- コーンミールの栄養価・効能
- コーンミールのカロリー・糖質
- コーンミールとコーングリッツの違いは?代用できる?
- コーンミールとコーングリッツの違いは粒の荒さ
- コーンミールの使い方・レシピのおすすめ
- ①コーンミール入りパン
- ②コーンミール入りトマトスープ
- ③トルティーヤ
- ④コーンミールドーナツ
- ⑤コーンミール入りクッキー
- ⑥コーンミール揚げ
- ⑦サバ水煮缶のコーンミール焼き
- ⑧コーンミールとチーズのマフィン
- コーンミールはどこに売ってる?
- コーンミールの取り扱い店舗
- コーンミールの通販商品もおすすめ!
- コーンミールをうまく料理に使ってみよう!
コーンミールとは?

パンの原材料として時々コーンミールを見かけることがありますが、コーンミールとはいったいどのような食材なのでしょうか。ここでは、コーンミールがどんな食材かについて解説します。
コーンミールは乾燥したコーンの胚乳の粉末
コーンミールは乾燥したとうもろこしの胚乳を粉末にしたものです。主食として食べられるほか、揚げ物の衣として使われたりアメリカンドッグのパンの部分やイングリッシュマフィンにまぶして使われたりすることもあります。とうもろこしを原料とするため、ほんのりとしたやさしい甘さが特徴です。
コーンミールの栄養価やカロリーは?

乾燥したとうもろこしの胚乳部分を粉末にしたコーンミールには、どのような栄養が含まれるのでしょうか。ここでは、コーンミールの栄養価や効能、カロリーや糖質について紹介します。
コーンミールの栄養価・効能
コーンミールに含まれる主な栄養素は、以下の通りです。
・食物繊維
・タンパク質
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・パントテン酸
・葉酸
コーンミールの栄養で特徴的なのは、食物繊維を多く含むことです。食物繊維は人の体で消化・吸収されずに腸まで届き、腸を刺激し便の量を増やして便秘を改善する働きがあります。また、食後の血糖値の急激な上昇を防ぐ役割もあり糖尿病や肥満の予防に役立ちます。
ビタミンB1は糖質の代謝を促してすみやかにエネルギーに変換し、疲労を回復させる働きを持つ栄養素です。パントテン酸にもエネルギー代謝をサポートする働きがあるほか、ストレスを和らげたり動脈硬化を防いだりする効果があります。
コーンミールのカロリー・糖質
100gあたり | カロリー | 糖質 |
コーンミール | 363kcal | 64.4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上の表は、コーンミール100gあたりのカロリーと糖質を表したものです。コーンミールは炭水化物を多く含みカロリーはやや高めですが、食物繊維を多く含むため同じ穀類の小麦粉や白米と比べて糖質が少ないのが特徴です。
コーンミールとコーングリッツの違いは?代用できる?

コーンミールとよく似た食品にコーングリッツがありますが、コーンミールとの違いはあるのでしょうか。また、コーンミールの代用になるのか気になる人もいるかもしれません。ここでは、コーンミールとコーングリッツの違いについて解説します。
コーンミールとコーングリッツの違いは粒の荒さ
コーンミールとコーングリッツはどちらもとうもろこしの胚乳部分を粉末にしたもので、その違いは粒の大きさです。コーングリッツはコーンミールよりも粒が荒く食感もざらっとした口当たりになりますが、コーンミールと同じくパンやマフィンの材料や揚げ物の衣として使います。コーンミールがない場合はコーングリッツで代用でき、食感の違いも楽しめます。
(*コーングリッツについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
コーンミールの使い方・レシピのおすすめ
コーンミールはどのように料理に使うのでしょうか。ここでは、コーンミールを使ったおすすめの料理を紹介します。
①コーンミール入りパン
小麦粉の一部をコーンミールに置き換えたパンは、ふんわりとした食感ととうもろこしのやさしい甘さをほのかに感じることができます。焼き上がると、仕上げにまぶしたコーンミールのカリッとした食感がアクセントになって美味しいです。
②コーンミール入りトマトスープ
コーンミールのやさしい甘みとトマトの爽やかな酸味が調和したスープです。コーンミールが入ることでとろみがつき、味もまろやかでのどごしがよくなります。
③トルティーヤ
メキシコの伝統料理であるトルティーヤも、コーンミールを使って自宅で作ることができます。材料が揃えば寝かす手間なくすぐに焼けるところが魅力で、パーティーメニューにもおすすめです。
④コーンミールドーナツ
生地にコーンミールを加えることで、ほのかな甘みとふんわりとした食感を持つドーナツが出来上がります。こちらのレシピでは同じ生地を揚げずに焼いて、スコーンにしたりマフィンにしたりとアレンジも楽しめます。
⑤コーンミール入りクッキー
こちらはコーンミール入りのクッキーで、食べるとコーンミールのやさしい甘みが口の中に広がります。小麦粉だけで作ったクッキーとはひと味違う風味と食感が楽しめます。
⑥コーンミール揚げ
揚げ物の衣としてコーンミールを使うと小麦粉やパン粉などとは違った食感になり、香ばしさも加わります。いつもと一味違う揚げ物になるので、おもてなしにも最適な一品です。
⑦サバ水煮缶のコーンミール焼き
サバ水煮缶とコーンミールは意外な組み合わせですが、食感が良くボリュームのある一品になります。バジルとカレーの風味がコーンミールとよく合い、サバの匂いを和らげます。
⑧コーンミールとチーズのマフィン
チーズの塩気がコーンミールの甘さを引き立たせるマフィンで、朝食やおやつにおすすめです。一度にたくさん作って冷凍しておくと、いつでも食べられて重宝します。
コーンミールはどこに売ってる?

コーンミールにはとうもろこしの栄養が詰まっていて風味も食感も楽しめる食材ですが、どこで購入すればよいのでしょうか。ここでは、コーンミールを取り扱っている店舗について紹介します。
コーンミールの取り扱い店舗
コーンミールを購入できるお店は、以下の通りです。
・大型のスーパー
・カルディ
・成城石井
・富澤商店
コーンミールは小さなスーパーではなかなか見かけることはありませんが、大きなスーパーや輸入食材を取り扱う店、製菓材料店などで販売しています。ただし、店舗によっては置いていない場合もあるので注意してください。
コーンミールの通販商品もおすすめ!

近くにコーンミールを取り扱っているお店がない場合は、通販商品を購入することもおすすめです。カルディや富澤商店ではオンライン店舗でも取り扱いがあり、100gや1kgのものなど量も様々なので用途に合わせて選ぶことが可能です。
コーンミールをうまく料理に使ってみよう!
とうもろこしの胚乳部分を粉末にしたコーンミールには、食物繊維やビタミン類が豊富に含まれています。料理に加えるといつもと食感が違った食感やほのかな甘みが味わえるので、こちらで紹介したレシピを参考にして色々な料理に入れてみてください。