メロンの保存は追熟の鍵!常温・冷凍・冷蔵庫で長持ちの方法や期間の目安を紹介!
【野菜ソムリエ】メロンの正しい保存方法を知っていますか?保存の仕方は、メロンの追熟にとても大切です。今回は、メロンの〈常温〉〈冷蔵〉〈冷凍〉で長持ちさせるコツや解凍方法にくわえ、賞味期限の目安を紹介します。追熟の見極め方・特徴も紹介するので、参考にしてみてください。
目次
完熟したメロンを冷蔵で保存する場合の方法と期間を詳しく紹介します。
完熟メロンを冷蔵保存する方法・手順
完熟したメロンを冷蔵で保存する場合の方法を詳しく紹介します。
1.半分にカットしてメロンの種を取り除く
2.切り口が空気に触れないようにラップをする
3.一口大にカットしたものは保存容器に入れるか器に盛ってラップをかける
冷蔵庫に入れるのは食べる直前で大丈夫ですが、常温に置くことで追熟を進めたくない場合、半分にカットして熟成を進めてしまう種部分を取り除いておきましょう。メロンは種周りから腐りやすいので、カットしたら必ず種を取ってください。丸ごと保存する場合もラップやポリ袋で覆い、皮から水分が飛ばないようにしてください。
賞味期限の目安
完熟したメロンを冷蔵で保存した場合の賞味期限を紹介します。
・2〜3日
冷蔵庫に入れると追熟しなくなるため、完熟して食べ頃になってから冷蔵庫に入れましょう。カットしたものは乾燥しやすいためしっかりラップをすることがポイントですが、空気に触れないようにしていたとしても冷蔵では長持ちしないため、食べ切れないものは腐る前に冷凍しましょう。
メロンの賞味期限が切れるとどうなる?
メロンの賞味期限が切れる直前や腐ったとき、どのような状態になるのか詳しく紹介します。
賞味期限が危ない状態
メロンの賞味期限か危ない状態を紹介します。
・ツルが完全に枯れている
・触ると皮全体が柔らかい
追熟の見極めと似ていますが、追熟しすぎると過熟と言って熟し過ぎて腐ってきます。熟しすぎるとメロンの甘味が苦味へと変化して、美味しくなくなってしまいます。冷蔵庫では追熟しないといっても、カット後にラップして保存しているものもどんどん柔らかくなってくるため早めに食べ切ってください。
腐って食べられない状態
メロンが腐って食べられない状態を詳しく紹介します。
・カビが生えている
・皮の色が黒い
・異臭がする
・カットすると実や種がドロドロ
・カットすると実や種が変色している
上記のような状態のメロンは腐っているため、食べないようにしましょう。腐ったメロンは食べた時にピリピリとした刺激を感じるため、気をつけましょう。カット後に保存していた場合も、異臭、種周りの変色や柔らかさをしっかりチェックしてください。
(*メロンが腐るとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
メロンは正しく保存しよう
フルーツは鮮度を保つため冷蔵庫で保存するというのが一般的ですが、購入直後で完熟していないメロンは追熟するために常温保存がおすすめです。食べ頃を見極めて腐らないように正しく保存して美味しいメロンを味わいましょう。