メロンの食べ頃はいつ?見極め方は?旬の時期や選び方のポイントも紹介!
【野菜ソムリエ】メロンの食べ頃な時期・旬な季節はいつか知っていますか?今回は、メロンが食べ頃な時期の見極めや、熟してないメロンを追熟し完熟させる方法を紹介します。食べ頃を遅らせる方法や食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
メロンは収穫したばかりだと青臭さがあって、あまり美味しさを感じません。食べ頃は収穫後、3日から1週間と言われており、収穫後にだんだんと追熟し、食べ頃になっていきます。そのため、メロンを美味しく食べるには、正しく追熟させることが大切です。
メロンを追熟させる保存方法・期間
上手に追熟し食べ頃を迎えるには、メロンを保存する場所の環境を整える必要があります。その環境は下記の通りです。
・温度は20~25℃ぐらいの場所
・日が当たらない冷暗所
・風通しのいい場所
メロンを追熟させて食べ頃を迎えるにはこのような環境で保存してください。追熟期間の目安は収穫日から1週間くらいですが、個体によって変わりますので、毎日様子を見て食べ頃を見逃さないようにしましょう。
メロンの冷蔵保存で食べ頃・追熟を遅らせられる?
メロンをもらってすぐ食べる予定がない場合など、食べ頃・追熟を意図的に遅らせることができたら便利ですね。そのようなことは可能なのでしょうか?
メロンは冷蔵すると2度と追熟しなくなる
メロンを追熟させる環境については先述しました。冷蔵庫に入れてしまうと、追熟の条件の一つである温度が20~25℃ではないので、追熟しなくなります。これは、冷蔵庫に入れている間のみ、追熟しないわけではなく、2度と追熟しなくなってしまうため注意が必要です。
・完熟したメロンを食べる数時間前
・完熟したメロンを食べきれない場合
メロンを冷蔵するのは、上記の2通りに限られると覚えておきましょう。いずれにせよ、未熟なメロンを冷蔵することはありません。
池田奈央
野菜ソムリエ
追熟には、2つの作用が【甘くする。】と【柔らかくする。】です。実は、メロンの追熟は柔らかくする作用のみです。糖度は、収穫時に決っています。
(*メロンの保存と追熟について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
メロンの食べ頃が過ぎた・過ぎそうな場合は?
メロンの美味しい食べ頃の時間は短く、完熟後は2、3日のうちに食べるようにしましょう。もし食べきれない時はどうしたらいいのでしょうか?
池田奈央
野菜ソムリエ
メロンなどウリ科の植物には、苦味成分が含まれています。特に成熟し過ぎたメロンを食べると舌がピリピリしたり苦味を感じることかあります。
冷凍で保存する
カット後、2日くらいで食べきれないなら冷凍保存することをおすすめします。生の時に比べると味は落ちますが、シャーベットやスムージーとして食べれば美味しいです。その場合はメロンの皮と種を取り除き、食べやすい大きさにカットし、ジップロックなどの袋に入れて冷凍してください。また、メロンはピューレにしてから冷凍する方法もあります。
完熟メロンの食べ方のおすすめは?
食べ頃を迎えた完熟のメロンは、どのような食べ方をすると美味しいのでしょうか。おすすめの食べ方を紹介します。