添加物「ph調整剤」の役割とは?危険性はある?種類一覧や表示義務に関しても紹介!

ph調整剤とは何かを知っていますか?今回は、ph調整剤の食品添加物としての役割・効果や用途例にくわえ、種類一覧と表記義務についても紹介します。そのほかにもph調整剤の危険性・安全性についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. ph調整剤とは?
  2. ph調整剤の「ph」について
  3. ph調整剤の役割・効果と用途例
  4. ph調整剤の種類一覧と表示義務について
  5. ph調整剤の種類一覧
  6. ph調整剤は一括表示が認められており含有内容が不明のため危険視されている
  7. ph調整剤の危険性・安全性は?
  8. ph調整剤の安全性はJECFAによって認められており心配ない
  9. ph調整剤に心配は不要

ph調整剤とは?

ph調整剤は食品添加物の一種ですが、加工食品の原材料名に記載されているのを見かけたことがあるかもしれません。ph調整剤とは一体どんな役割をしているのでしょうか。ph調整剤について詳しく説明します。

ph調整剤の「ph」について

phとは、水溶液の性質を表す単位のことで、酸性とアルカリ性の程度を表すときに使われます。phは0~14までの数字で表され、7が中性です。7より小さな数は酸性で、0に近い数ほど酸性の程度が強いです。逆に、7より大きな数はアルカリ性で、14に近い数ほどアルカリ性の程度が強くなります。

酸性の物質は鉄などの金属を溶かし、酸っぱい味を持っていて、身近なものでいうとレモンのしぼり汁が代表的です。アルカリ性はタンパク質などを溶かし、ぬるぬるしていて苦みがある性質で、代表的なものは石けん水です。なお、中性はどちらの性質も持っていないということになります。

phとは少し前までドイツ語読みである「ペーハー」と読まれていましたが、現在は「ピーエイチ」と読むのが主流のようです。

ph調整剤の役割・効果と用途例

ph調整剤は、その名のとおり主に食品のアルカリ性と酸性の性質を調整する効果があり、以下のような食品に添加物として使用されています。

・お弁当やお惣菜
・パンやサンドイッチ
・ジャム
・かまぼこなどの練り物


コンビニやスーパーで売られている冷蔵加工食品やパンなどの原材料名を見ると、ほとんどの食品にph調整剤が使用されているようです。食品には適切なphがあり、そのバランスが崩れると細菌が増え腐敗が進むことになります。腐敗が進むとされる細菌が増殖しやすい環境は、ph6~7.5あたりです。

そのためph調整剤は食品中のphを調整し、食品の品質を長く保つ役割があります。その他にもph調整剤は酸味料、変色の防止、品質安定し加工しやすくするなどの効果があります。

(*酸味料の使用目的について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

食品添加物「酸味料」とは?危険性のある種類を一覧で紹介!

ph調整剤の種類一覧と表示義務について

ph調整剤は様々な加工食品で腐敗を防ぐために添加物として使用されていますが、具体的にはどんな種類があるのでしょうか。また、pH調整剤の表示義務についても説明します。

ph調整剤の種類一覧

ph調整剤として様々な化合物が使われていますが、以下のような種類があります。

・二酸化炭素
・コハク酸
・グルコン酸
・クエン酸
・クエン酸三ナトリウム
・リン酸
・炭酸カリウム
・炭酸水素ナトリウム


ここに挙げたもの以外にも、計35種類の化合物がph調整剤として指定されています。ph調整剤として添加される際にはいくつかの種類を混合させて使用することが多いようです。

ph調整剤は一括表示が認められており含有内容が不明のため危険視されている

ph調整剤として使用されている化合物はたくさんの種類がありますが、実際に商品に表示する際には「ph調整剤」とだけ記載すればよく、詳細に表示する義務はありません。このように一括で表示してよい食品添加物には、調味料・酸味料・乳化剤などがあります。

一括表示することにより、消費者から見ると何に使用されているのかが分かりやすいメリットはありますが、具体的にどんな物質が含まれているかが分からないデメリットもあります。

ph調整剤の危険性・安全性は?

実際に添加されている物質を見ると、健康に対して危険性があるのではないかと不安になる人もいるかもしれません。ph調整剤の危険性や安全性とはどのように考えられているのでしょうか。

ph調整剤の安全性はJECFAによって認められており心配ない

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