ざらめと砂糖の違いとは?代用できる?使い方・製造方法など比較して紹介!

ざらめと砂糖の違いについて知っていますか?実は、ざらめは砂糖の1種なのでそもそも違いはありません。ただ今回は、一般的なざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)の違いを〈使い方・製造方法〉など比較して紹介します。ざらめと砂糖の代用する際の分量についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. ざらめと砂糖って何が違うの?
  2. そもそも「ざらめ」は砂糖の種類の名前
  3. ざらめは砂糖の7種類のうちの一つ
  4. ざらめも3種類に分かれる
  5. 一般的に「砂糖」は「上白糖」、「ざらめ」は「中双糖」を指すことが多い
  6. ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)の違いは?
  7. ①製造方法
  8. ②大きさ
  9. ③味わいと使い方
  10. ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)は代用できる?
  11. ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)を代用する際の分量
  12. ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)を代用したときの仕上がりの差
  13. 砂糖についてよく知ろう

ざらめと砂糖って何が違うの?

スーパーの砂糖コーナーには、色や質感の違うさまざまな種類の商品が陳列されており、ざらめもその一つとして置かれているシーンを見たことがある人も多いかもしれません。しかしそもそもざらめとは、一体どういう食品で、砂糖と違いがあるのでしょうか。ここでは、ざらめと砂糖の違いについて解説します。

そもそも「ざらめ」は砂糖の種類の名前

ざらめは砂糖コーナーに陳列されていることからも分かる通り、砂糖の種類の一つで、一般的な砂糖と比較すると大粒であることが特徴です。そもそもは粒が粗いことから粗目と呼ばれていましたが、時間の経過と共に発音が訛り、ざらめになったと言われています。

ざらめは砂糖の7種類のうちの一つ

日本では、砂糖は調味料として以下の7種類に分類されています。

・黒砂糖
・車糖
・ざらめ糖
・加工糖
・液糖
・氷糖みつ

なお、上記の分類も更に細分化することができ、最も一般的な砂糖である上白糖や三温糖は上記のうちの車糖に分類されています。一方のざらめはざらめ糖に分類され、ほか、加工糖には角砂糖や氷砂糖などが分類されます。

(*砂糖の種類別の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

砂糖の種類別の違いとは?健康に良いのはどれ?使い分け方なども紹介!

ざらめも3種類に分かれる

ざらめは、さらに以下のように3種類に分けることができます。

・白双糖
・中双糖
・グラニュー糖


ざらめの中でも白双糖は、直径が1~3mm程度の無色透明の粒で、粒には光沢があり臭いがなく甘みも淡泊です。一方、中双糖は白双糖は製造過程でカラメルを混入する、あるいは表面に噴きつけることで風味を加えた種類を指します。

ほか、グラニュー糖はざらめの中では最も粒が細かく、上白糖よりサラサラした形状で溶けやすく味にクセがありません。紅茶やコーヒーにはグラニュー糖を用いることが多いので、常備している家庭も多いと考えられます。

一般的に「砂糖」は「上白糖」、「ざらめ」は「中双糖」を指すことが多い

日本で市販されている砂糖には、上白糖やきび砂糖、黒糖、てんさい糖など様々な種類があります。そのため一般的には砂糖といえば上白糖を、ざらめは中双糖を指すことが多いようです。

実は上白糖は日本独自の砂糖を指し、精製した結晶に転化糖を加えることで水分を保つように作られているため、しっとりとした質感に仕上がっています。世界的に見た場合には砂糖と言うとグラニュー糖を指すので、覚えておきましょう。

ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)の違いは?

ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)では、味や適する料理が異なるので使い分けるのが基本です。ここでは、ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)の違いを詳述します。

①製造方法

ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)では、製造方法が異なります。原料がサトウキビであることは共通しており、まずはその搾り汁を煮詰めて不純物を取り除くことで、原料糖を作ります。

砂糖(上白糖)はこの原料糖を遠心分離器にかけ、結晶と糖蜜を分けることで糖度をあげたものを精製するのが特徴です。一方のざらめ(中双糖)は、砂糖(上白糖)を精製する過程でできる糖液が原料です。糖液を長時間煮詰めるうちに、表面にカラメルができるので色づきます。

②大きさ

ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)では、結晶の大きさも異なります。ざらめ(中双糖)の結晶の大きさは2.5mm程度が一般的ですが、砂糖(上白糖)の結晶はは0.2~0.3mm程度です。その結晶の大きさの違いは、口に含んだ時にはっきりわかります。

なお、カロリーはざらめ(中双糖)が100gあたり386kcal、砂糖(上白糖)が384kcalとほぼ変わりませんが、結晶の大きさの違いは大さじや小さじで計量する際にも表れます。この違いについては後述するので参考にしてください。

③味わいと使い方

ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)では、味わいと使い方も異なります。ざらめ(中双糖)は乾燥しており、カラメルが含まれるため独特な味があります。一方の砂糖(上白糖)はしっとりした食感で、クセのない味わいです。

その味の違いから、ざらめ(中双糖)は煮物や漬物に用いられるほか、せんべいにまぶすなどの使い方もあります。一方の砂糖(上白糖)は溶けやすいので日常の料理だけでなく、飲み物に入れることが多いです。

ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)は代用できる?

砂糖は一種類しか常備しない家庭も多いかもしれません。料理のレシピなどにざらめ(中双糖)あるいは砂糖(上白糖)が指定されていた場合、それぞれ代用することは出来るのでしょうか。ここではざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)の代用の可否について解説します。

ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)を代用する際の分量

ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)が代用できるかについてですが、料理によっては可能です。しかし、ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)を代用する際には、分量に注意が必要です。同じ大さじで量っても、ざらめ(中双糖)は15g、砂糖(上白糖)は9gと分量が全く違います。

また砂糖(上白糖)の方が甘みが強いので、ざらめ(中双糖)の代用品として使用する際には、量を少なめにするようにしましょう。また緻密な計量が必要なお菓子づくりの際には、特に注意が必要です。

ざらめ(中双糖)と砂糖(上白糖)を代用したときの仕上がりの差

砂糖(上白糖)の代用品としてざらめ(中双糖)を使いたい時には、以下のような料理にすることをおすすめします。

・煮物
・おでん
・奈良漬け
・福神漬け
・和菓子


砂糖(上白糖)はクセがない淡泊な味わいなので、ざらめ(中双糖)の代用品として使っても料理の仕上がりに大きな変化はありません。ざらめ(中双糖)は砂糖(上白糖)より溶け方がゆっくりで、徐々に素材にしみ込んでいきます。また風味もあるので、まろやかな味に仕上がります。

砂糖についてよく知ろう

今回は、一般的なざらめと砂糖の違いを使い方・製造方法などを比較しながら紹介しました。それぞれの特徴と適した料理、代用方法を理解して、毎日の料理に活用してみましょう。

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