チャイブとはどんなハーブ?ネギと違いは?効能や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】「チャイブはどんなハーブか知っていますか?ネギに似ていますが代用はできるのでしょうか?今回は、チャイブの味わい・香りなど特徴〜効果・効能についても紹介します。チャイブの葉・花の使い方や、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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「チャイブとは?」
チャイブはネギの仲間のハーブで、中国からヨーロッパやアジアに広がったと言われています。食用としての歴史は古くフランス料理にかかせないハーブや薬味としてよく使われていますが、ここではまずチャイブの植物学的な分類と生態を説明します。
チャイブの植物学的な分類と生態
チャイブはヒガンバナ科ネギ属の多年草で、別名セイヨウアサツキ、エゾネギ、シブレットと言われています。チャイブの見た目は葉は円筒形で細長く成長すると20~30センチほどになり、見た目はあさつきによく似ており、花期は5月から7月頃で紫に近いピンク色の花が美しい植物です。
またガーリックチャイブと呼ばれるものがあり、学名はニラと同じですがこちらはチャイブとはまた違った種類のハーブで、葉は平たく花期は8月から9月頃に白い花を咲かせます。また、ニラは英語でチャイニーズ・チャイブと呼ばれています。
チャイブは家庭でも簡単に栽培できるハーブで、種まきは3月下旬から5月、または9月から10月です。20cm位になったら収穫しますが、株元から茎を4~5センチ残しておくと、成長も早くそこからまた茎が伸びてきて何度も楽しめるでしょう。チャイブの花は美しいので花壇の縁取りにも適しています。
チャイブの味わい・香りなど特徴
チャイブはネギの仲間なので、味もネギとよく似ていますが、ネギやあさつきと比べるとクセや苦みが少なく繊細でマイルドな味わいをしています。かすかに玉ねぎのような香りがあり、料理の薬味やスープ、サラダなど色々な料理に使う事ができる便利なハーブです。花も葉と同じようにネギのような香りがします。
Twitterの口コミ
4月29日 暑いほど快晴
近所の畑に
#チャイブ が咲いてきました。蝦夷ネギって名前だけに
葱坊主だけど
ラッキョの花の様な色です。
チャイブの花が咲いていたよ、、って言ったら
料理に使いもしないのに
名前だけはよく知ってるね
だって!
Twitterの口コミ
目の保養。
おはようございます😄
#ハーブ 🌿の #チャイブ の花
です。
#コンパニオンプランツ として
#バラ 🌹のそばに植えています。
ユリ科の植物で、害虫よけ効果
だけでなく、和名でエゾネギと
もいい、アサツキの代わりに薬味、パセリの代わりにスープに
入れたり。
良い1日を😊
チャイブとネギの違いは?代用できる?
チャイブはあさつきやわけぎのような細いネギの代用として使えるハーブです。チャイブは和洋中のどの料理にも合う便利なハーブで、主に葉と花を使うことが多いでしょう。主に葉は薬味として使用され、花は彩り用やビネガーに漬け込んで使用し、球茎はピクルスにする事が出来ます。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
あさつきは日本に自生するチャイブの変種のひとつで辛みがあるため薬味として使われています。
チャイブの栄養素や効果・効能は?
チャイブには豊富なビタミンとミネラル、鉄分が含まれており栄養価が高く、またアリシンが豊富に含まれていることが特徴です。ここではチャイブの栄養素や効果・効能を説明します。
①アリシン
チャイブの特徴である成分アリシンとは、硫黄化合物でチャイブの香りの元です。元々チャイブに含まれている成分アリインは無臭ですが、チャイブを刻むことで細胞が破壊され酵素のアリナーゼによりアリシンに分解されます。アリシンは血液や血管をきれいにする作用で新陳代謝を活性化させ、疲労回復や消化促進、冷えの改善などの効能があります。
②ビタミンA
チャイブには多くのビタミンAが含まれていて、ビタミンAは目や皮膚の粘膜を保護し細菌などから身体を守る働きがあります。また抗酸化作用があり、がん予防や動脈硬化の予防や目の健康を維持する働きがあり、夜盲症などを防ぐ効果もあります。