ジュニパーとは?香りや効能など特徴は?使い方と注意点も紹介!
【野菜ソムリエ監修】ジュニパーとはどんなハーブか知っていますか?ジュニパーベリーと違いはあるのでしょうか?今回は、ジュニパーの〈見た目・香り〉など特徴や、効果・効能などを紹介します。〈オイル・ハーブティー・精油〉などジュニパーのものを紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ジュニパーとは?
ジュニパーとは、ハーブやアロマテラピーに精通している人であれば詳しく知っているかもしれませんが、詳しくない人にとってはあまり馴染みがないかもしれません。まずはジュニパーがどのような植物なのか詳しく説明していきます。
ジュニパーの見た目・香りなど特徴
ジュニパーとはヒノキ科の針葉樹で、地球上でも広い地域に分布しており高さは山に自生しているものだと10mを超える植物です。日本国内ではネズの木として、各地の山々で見かけられます。ジュニパーの木は本来低木のもので、手入れも楽でかわいらしいので園芸用としても人気の品種です。
ジュニパーの香りはヒノキの様な樹木の香りで、その枝だけでも爽やかな森林を思い浮かべられる香りと言えるでしょう。
ジュニパーとジュニパーベリーの違い
ジュニパーの木には青色や黒色の実がなるのですが、それをジュニパーベリーと呼びます。ジュニパーベリーが熟するまでには、2~3年かかり、熟すとともに色が変化していきます。ジュニパーベリーの香りはライムに似たさっぱりとした爽やかな香りで、お酒のジンの香りづけにも使われていることで有名です。
ジュニパーのアロマなど用途例
ジュニパーはその香りのよさからアロマにも多く使われています。ジュニパーをアロマとして使う方法は以下の通りです。
・ディフューザーで楽しむ
・お風呂に入れる
・アロママッサージ
・タオル・ハンカチにつける
タオルやハンカチに数滴垂らすと、外出先や電車やバスの中で気分が悪くなった時などに匂うと気分がすっきりするでしょう。アロママッサージに使う際は、アロマオイルではなく純度の高い精油を選ぶようにし、原液を体につけるのではなく必ず希釈して使うようにします。
その他、芳香浴として使うにはお湯を張ったカップなどに数滴垂らすだけで部屋にジュニパーの香りが漂ようので、気軽に試したい人はこの方法がおすすめです。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
ジュニパーはヒノキ科に属する樹木の中で唯一食用できるフルーツを実らせる樹木です。その実は熟すのに時間がかかるため、年単位で熟す前の緑色の実と熟した実が同じ木に同時になっています。
ジュニパーの効果・効能は?
ジュニパーのアロマとしての使用例を紹介しましたが、ジュニパーにはどのような作用があるのでしょうか。期待できる効能を見ていきましょう。
①デトックス・美容効果
ジュニパーには解毒作用があり、その効果から病院などで使われていた国も存在するほどです。その解毒作用から、体内に溜まった老廃物や毒素を体外へ排出してくれるデトックス効果があります。体内の余分な水分も排出してくれるのでむくみも改善され、代謝の向上にも役立ちダイエットにも効果が期待できます。
②利尿作用
デトックス効果があると前述しましたが、その効能から利尿作用にも優れています。その効能は二日酔いにも発揮でき、かつては薬草や薬として医師が処方したり、薬局に常備していたという歴史も残っています。解毒作用も期待できるジュニパーは病院でも使われていたとされ、空気を浄化してくれる植物として広く愛用されていたようです。
③集中力を高める
ジュニパーの森林のような爽やかな香りは、集中力を高める効果があり仕事に集中したい時などにはジュニパーの精油で芳香浴をするとよいでしょう。その他、リラックス効果もあるので、仕事や家事の合間にも上手に取り入れてリフレッシュすると、その後の作業もはかどります。