乾燥ローズマリー(ドライフラワー)の作り方は?保存方法や使い方のおすすめを紹介!
乾燥ローズマリー(ドライフラワー)の作り方を知っていますか?今回は、ローズマリーの<自然乾燥・電子レンジ・シリカゲル>での作り方や、保存方法・期間も紹介します。乾燥ローズマリーを使った料理レシピや、料理以外への使い方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 乾燥ローズマリー(ドライフラワー)とは?メリットある?
- メリット①長期保存できる
- メリット②使い道の幅が広がる
- 乾燥ローズマリーの作り方は?
- ①自然乾燥して作る方法
- ②電子レンジを使って作る方法
- ③シリカゲルを使って作る方法
- 乾燥ローズマリーの保存方法・期間は?
- 乾燥ローズマリーの保存方法
- 乾燥ローズマリーの賞味期限・保存期間
- 乾燥ローズマリーの料理への使い方・レシピ
- ①ローズマリーティ
- ②ローズマリーオイル
- ③ローズマリーのクッキー
- ④ローズマリー入りフォカッチャ
- ⑤じゃがいもとウインナーのローズマリー風味
- ⑥ローズマリーチキン
- ⑦ローズマリー入りアクアパッツァ
- 乾燥ローズマリーの料理以外への使い方は?
- ①虫除けとして使う
- ②消臭剤として使う
- ③インテリアや飾りとして使う
- 乾燥ローズマリー(ドライフラワー)を作ってみよう
乾燥ローズマリー(ドライフラワー)とは?メリットある?

ハーブの中でもよく知られるローズマリーは乾燥させてドライフラワーとして利用されることもあります。乾燥ローズマリーにするとどのようなメリットがあるのかについて説明しましょう。
メリット①長期保存できる
ローズマリーは植物なので、生のまま長期間の保存をすることはできず、香りなどの鮮度が落ちてしまいます。ドライフラワーにすることで、長期間の保存が可能になり、常備しておけば調理に必要な時に取り出すことが可能です。乾燥させるとローズマリーの爽やかな香りがより強まります。
メリット②使い道の幅が広がる
乾燥させることで香りが増すローズマリーは、料理以外にも様々な方法で利用が可能です。ハーブのアロマとして使えたり、強い香りで虫よけの効果も発揮します。生のままのローズマリーも良いですが、乾燥させることで使い道の幅が広がるのでおすすめのアレンジです。
(*ローズマリーの効果や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
乾燥ローズマリーの作り方は?

乾燥ローズマリーを作るには自然乾燥以外にもいくつかの方法があります。ここでは、基本の自然乾燥の方法や時間を短縮する作り方を紹介します。
①自然乾燥して作る方法
自然乾燥させてドライフラワーを作る際の方法は下記の通りです。
1.ハーブを洗い汚れを取る
2.しっかりと水分を拭き取る
3.2~3本ずつ束ねて紐で結ぶ
4.逆さにして室内の風通しの良い場所につるす
ローズマリーは直射日光に当たる場所は避けた方がよく、束の量は少量にする方がカビ発生を防げ、早めに乾燥させることができます。できるだけ早く乾燥させた方がローズマリーの香りを凝縮させることができるので、3~5日ほどで完全に乾燥させるようにするのがおすすめです。
乾燥させすぎたり強い日差しに当ててしまうとローズマリーは生の状態の緑色から、茶色に変色します。
②電子レンジを使って作る方法
電子レンジを使ってドライフラワーを作る際の方法は下記の通りです。
1.ハーブを洗い汚れを取る
2.しっかりと水分を拭き取る
3.キッチンペーパーの上にローズマリーを重ならないように並べる
4.電子レンジで2~2.5分ほど加熱する
5.密閉容器に入れて保存する
電子レンジを利用すれば、短時間で乾燥ローズマリーを作ることができます。電子レンジの加熱時間はものによって変わりますが、2分ほど加熱してもまだの場合は10秒ずつ追加で加熱していくと良いです。完成したものは握ると葉がパラパラと落ちていくので、粗熱を取って密閉容器に入れると長期保存が可能です。
③シリカゲルを使って作る方法
シリカゲルを使ってドライフラワーを作る際の方法は下記の通りです。
1.ハーブを洗い汚れを取る
2.しっかりと水分を拭き取る
3.蓋ができる容器にシリカゲルを入れる
4シリカゲルの上にローズマリーを入れ、さらに上からシリカゲルをかける
6.完全にローズマリーが見えなくなるまでシリカゲルを入れる
7.蓋をして1週間ほど放置する
シリカゲルは乾燥材としてお菓子などに使われていますが、ドライフラワー作りにも使えます。この方法だと、湿気などの天候に左右されることもなく、他の方法と違い葉の色を鮮やかに保つことができるのでおすすめです。約1週間で完成するので、自然乾燥よりも時間が短縮できます。
乾燥ローズマリーの保存方法・期間は?

乾燥させたローズマリーは生のものよりも長期間の保存が可能になりますが、どのように保存すれば良いのでしょうか。ここでは乾燥ローズマリーの最適な保存方法とその保存期間について紹介します。
乾燥ローズマリーの保存方法
乾燥ローズマリーの保存方法のポイントは下記の通りです。
・保存容器は密閉できるものを選ぶ
・使用前に保存容器を消毒する
・保存容器はしっかりと水分を拭き取る
・湿気が入らないように使用する
・冷暗所に保管する
しっかりと乾燥させたローズマリーでも保存方法が適切でないと、長期保存できません。保存容器は煮沸消毒などをして消毒し、使用する前に水分を完全に拭き取ることが大切です。また、保存場所は冷暗所が適していて、料理に使う際は出来るだけ蒸気などで湿気が入らないように使うことがポイントです。乾燥材を入れておくのも良いでしょう。
乾燥ローズマリーの賞味期限・保存期間
乾燥ローズマリーの賞味期限・保存期間は、適切な保存方法を守れば約6か月間です。ただし、ローズマリーなどのハーブは香りが大切で、長期間保存すると少しずつ香りが薄れてしまいます。そのため、爽やかな強い香りが残る2~3か月のうちに食べきることをおすすめします。
(*ローズマリーの保存方法や期間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
乾燥ローズマリーの料理への使い方・レシピ
生以外にも乾燥したローズマリーもメイン料理やデザートなど様々な料理で活躍します。ここではおすすめのアレンジレシピを紹介します
①ローズマリーティ
乾燥させたローズマリーはお茶として飲むこともできます。ローズマリーには集中力と記憶力を高めてくれる効果があるので、勉強や仕事中に飲むとおすすめです。
②ローズマリーオイル
乾燥させたローズマリーなどのハーブを数種類入れて、香り豊かなオイルを作っておけば、パスタやサラダのドレッシングにも使えて便利です。オイルにハーブの良い香りが移ってどんな料理にも合わせやすいでしょう。
③ローズマリーのクッキー
クッキーの上に少量の乾燥ローズマリーを乗せて焼くだけの香り豊かなクッキーレシピです。砂糖の量を減らし甘さを控えめにすると、大人味の爽やかなクッキーに仕上がります。
④ローズマリー入りフォカッチャ
ローズマリーとガーリックの風味がきいた手作りフォカッチャのレシピです。ドライトマトやオリーブなどとも相性がいいので、様々な食材を追加してみるのもおすすめです。
⑤じゃがいもとウインナーのローズマリー風味
じゃがいもとウインナーをカットして炒めるだけの簡単料理でも、乾燥ローズマリーを入れると本格的な味になります。お酒にも合うので夕食メニューに最適です。
⑥ローズマリーチキン
調理する前のチキンにしっかりとローズマリーなどのハーブを揉み込むことで、チキンに香りを移すことができます。爽やかなハーブの香りが付いたチキンは非常に美味しいです。
⑦ローズマリー入りアクアパッツァ
ローズマリーはお肉だけでなく魚にも良く合います。魚の海鮮臭さを取り除き爽やかなにおいをプラスすることができ、スープまで美味しいアクアパッツァに仕上がります。
乾燥ローズマリーの料理以外への使い方は?

乾燥ローズマリーは料理以外にも様々な方法で利用されています。ここでは、乾燥ローズマリーのおすすめの使い方を3つ紹介します。
①虫除けとして使う
ローズマリーは乾燥させると生の状態よりも香りが強くなるため、非常に強いにおいを放ちます。虫はこのハーブ独特の強いにおいを嫌うので、乾燥ハーブを置いておくと虫除けに効果的です。化学物質を使わない天然の虫除けは、子供がいても安心して使うことができます。
②消臭剤として使う
ローズマリーの爽やかな香りはお部屋の臭いを消す効果があるため、消臭剤として置いておくのもおすすめです。容器に乾燥ローズマリーを入れてその上からオイルを少し垂らすと、部屋にほんのりとローズマリーの香りが広がり、嫌な臭いが消えていきます。
③インテリアや飾りとして使う
見た目も可愛い乾燥ローズマリーは自然乾燥させるように逆さに吊るしておくだけでも、お洒落なインテリアとして使えます。また、プレゼントの小包や手紙に添えても可愛い飾りとして重宝します。
(*ローズマリーの使い道について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
乾燥ローズマリー(ドライフラワー)を作ってみよう
生のローズマリーから置いておくだけで簡単に作れる乾燥ローズマリーは、生よりも爽やかな香りが増します。長期保存が可能なため、使いたい時に料理にも使える便利な食材にもなり、料理以外にも虫除けやインテリアとしての利用も可能です。見た目も可愛く、香り豊かなハーブなので是非乾燥ローズマリーを自宅で作ってみてはいかがでしょうか。