食品添加物「酸味料」とは?危険性のある種類を一覧で紹介!
酸味料とはどんな食品添加物か知っていますか?今回は、酸味料の使用目的・用途例にくわえ、危険性が疑われる理由「一括表示」についても紹介します。酸味料で安全・避けた方がいい種類についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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酸味料は様々な加工食品に使用されていますが、摂取方法に配慮しなければ、目に見える健康被害が出ることが報告されています。ここでは、酸味料を摂取する際に注意すべきことを紹介します。
虫歯のように歯がとける恐れがある
人間の歯や骨にはカルシウムやマグネシウムが含まれていますが、これらは酸によって溶けることが知られています。歯の表面にあるエナメル質は特に酸に弱く、phが5.5以下になると脱灰し、溶け始めてしまうのです。
酸味料はph調整剤として清涼飲料水に多用されており、コーヒー飲料やミルク入り紅茶飲料、お茶などを除く清涼飲料水のphの平均は、4.9以下といわれています。つまり清涼飲料水を飲み過ぎることで、酸蝕歯と呼ばれる状態になり、虫歯のように歯が溶ける可能性が高まることに注意が必要です。
また酸味料は清涼飲料水だけでなく、加工食品に多用されています。酸味が強い加工食品を食べ過ぎることも、酸蝕歯の原因になるので気を付けましょう。
酸味料について知っておこう
今回は酸味料の使用目的と用途例にくわえ、危険性が疑われる理由である一括表示についても紹介しました。酸味料に関する知識を持つことで、必要以上の食品添加物を避けることができます。酸味料について理解を深め、適量の摂取を心がけることをおすすめします。