食品添加物「酸味料」とは?危険性のある種類を一覧で紹介!

【管理栄養士監修】酸味料とはどんな食品添加物か知っていますか?今回は、酸味料の使用目的・用途例にくわえ、危険性が疑われる理由「一括表示」についても紹介します。酸味料で安全・避けた方がいい種類についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 まさる
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管理栄養士【26】経歴:事業所給食、Instagramでインフルエンサー活動 食べる事が大好きで、その延長線で管理栄養士の資格を取りましたただ、食べる事が好きだったあまり、...
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管理栄養士【26】経歴:事業所給食、Instagramでインフルエンサー活動 食べる事が大好きで、その延長線で管理栄養士の資格を取りました□ただ、食べる事が好きだったあまり、今まで自分の事が管理出来ておりませんでしたが、現在はダイエットを本格的に初めて3ヶ月で-9kgを達成しました!

目次

  1. 食品添加物「酸味料」とは?
  2. 酸味料の使用目的
  3. 酸味料の用途例
  4. 酸味料の添加物表示と危険性に関して
  5. 酸味料は一括表示が認められている
  6. 酸味料の表示の仕方から危険性が疑われている
  7. 酸味料の安全性の高い種類とは?
  8. ①クエン酸
  9. ②乳酸
  10. ③酒石酸
  11. 酸味料の避けた方が良い種類とは?
  12. ①リン酸
  13. ②アジピン酸
  14. ③グルコン酸
  15. ④コハク酸
  16. ⑤酢酸
  17. ⑥リンゴ酸
  18. 酸味料を摂取する上で注意すべきことは?
  19. 虫歯のように歯がとける恐れがある
  20. 酸味料について知っておこう

酸味料を摂取する上で注意すべきことは?

酸味料は様々な加工食品に使用されていますが、摂取方法に配慮しなければ、目に見える健康被害が出ることが報告されています。ここでは、酸味料を摂取する際に注意すべきことを紹介します。

虫歯のように歯がとける恐れがある

人間の歯や骨にはカルシウムやマグネシウムが含まれていますが、これらは酸によって溶けることが知られています。歯の表面にあるエナメル質は特に酸に弱く、phが5.5以下になると脱灰し、溶け始めてしまうのです。

酸味料はph調整剤として清涼飲料水に多用されており、コーヒー飲料やミルク入り紅茶飲料、お茶などを除く清涼飲料水のphの平均は、4.9以下といわれています。つまり清涼飲料水を飲み過ぎることで、酸蝕歯と呼ばれる状態になり、虫歯のように歯が溶ける可能性が高まることに注意が必要です。

また酸味料は清涼飲料水だけでなく、加工食品に多用されています。酸味が強い加工食品を食べ過ぎることも、酸蝕歯の原因になるので気を付けましょう。(※3)

酸味料について知っておこう

今回は酸味料の使用目的と用途例にくわえ、危険性が疑われる理由である一括表示についても紹介しました。酸味料に関する知識を持つことで、必要以上の食品添加物を避けることができます。酸味料について理解を深め、適量の摂取を心がけることをおすすめします。

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