バナナが旬の時期・季節はいつ?品種別の特徴や選び方のポイントも紹介!
【株式会社アグオル監修】バナナが旬の時期・季節はいつかを知っていますか?今回は、バナナの旬や主な生産国・生産量にくわえ、種類・品種別の特徴も紹介します。旬のバナナの美味しい食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。旬ならではの味わいを堪能してみましょう。
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バナナの旬の時期・季節はいつ?
子供からお年寄りまで人気の果物であるバナナは、常に安定した価格で購入ができます。それだけに、バナナの旬がわからない人も多いようですが、バナナの旬の時期はいつでしょうか。まずは販売されていることの多いバナナの旬について説明します。
国産の島バナナの旬は8月〜11月頃
南国の果物であるバナナは、一部の沖縄県や鹿児島県の島などでも作られており以下の品種が販売されています。以下のような品種の旬は8月〜11月頃です。
・島バナナ
・三尺バナナ
三尺バナナは大型のバナナですが、島バナナは他の輸入のバナナに比べて小ぶりで、モンキーバナナくらいのサイズになります。島バナナはモンキーバナナに比べると、色はそれほど鮮やかではありませんが、シュガースポットが多く発生するのが特徴です。
輸入のバナナは害虫防止のために青い状態で輸入し、追熟させて店頭に並びますが、島バナナは木に付けて熟せるのでねっとりとした甘さが楽しめます。上記のような国産のバナナはそれほど多く出荷されているものではありませんが、旬ならではの味わいが楽しめるので、気になったら購入してみましょう。
奈佐貴之
株式会社アグオル
最近日本の本州などで栽培されている国産バナナは冬から夏前頃が1番甘みを感じるでしょう。寒い冬を経験することでゆっくり甘みを蓄えながら成長するので甘みをより感じることができます。
台湾バナナが旬の季節は春
台湾バナナは日本でも人気のバナナですが、台湾バナナにも国産バナナ同様に旬があり、旬の季節は3月から6月ごろと言われています。
昔は現在よりも台湾からのバナナの輸入が多かったようですが、台風の影響を受けやすいうえ生産の時期が安定しないため、現在はフィリピンなどの他の国からの輸入が多いようです。ただし、複数種のバナナを取り扱っているスーパーなどでは台湾バナナが手に入ることがあるので、旬である春の時期には試してみるのも良いでしょう。
輸入バナナに旬はなく年中美味しいバナナが食べられる
バナナの生産できる場所は熱帯から亜熱帯地域に限られており、その地域をバナナベルトと呼ぶことがあります。この地域は赤道を挟んで南緯30度から北緯30度までの地域にあたりますが、この地域は季節に影響されずにバナナを収穫、栽培できるのが特徴です。このことから、通年栽培されているバナナには旬がないと言えるでしょう。
年中美味しいバナナが収穫されているので、日本国内でも旬を気にせず年間を通して安定した味わいを楽しむことができます。
バナナの主産地と生産量は?
日本に輸入されているバナナにはさまざまなブランドのシールが貼られており、運ばれてくる国も多くあります。そこでここでは、バナナの主な生産地と生産量を紹介します。日本にはあまり輸入されない国のバナナもあるので、見かけたら食べてみるのも良いでしょう。
バナナの生産量TOP5
バナナの生産量は多い順番に以下のようになります。
1.インド:3,080万8,000t
2.中華人民共和国(中国):1,122万1,700t
3.インドネシア:726万4,383t
4.ブラジル:675万2,171t
5.エクアドル:650万5,635t
日本でも流通量の多いフィリピンは6位、台湾は44位でそれほど生産量は多くなく、他の国が生産量の多くを占めていることがわかります。日本で中国産のバナナを見かける機会は少ないため中国が生産量2位なのは意外に感じるかもしれませんが、土地の面積が大きいだけに温暖な気候で生産しやすい地域があるようです。
(*エクアドル産バナナの特徴について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
日本のバナナ輸入先は?
果物のバナナの生産国1位がインドであることはわかりましたが、日本で食べられているバナナにはインド産のものはありません。日本が輸入しているバナナの輸入先は多い順にフィリピン、エクアドル、メキシコとなっているようです。特に日本からの距離も近いフィリピンからの輸入は非常に多く、日本で販売されているバナナの90%以上がフィリピン産です。