生栗の皮にカビが生えた…。食べても大丈夫?防止できる保存方法・対策も紹介!

栗にカビが生えていたことはありますか?今回は、〈白カビ・黒カビ〉など栗に生えるカビの種類と見分け方を画像と共に紹介します。そのほかにもカビが生えた時の対処法や、カビが生えない対策・保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 栗にカビが生える原因は?
  2. ①湿気・湿度が高い場所に保存している
  3. ②水分が付いている
  4. ③虫に食われている
  5. 栗のカビの種類や見分け方は?
  6. ①白カビ
  7. ②黒カビ
  8. 栗がカビても食べられる?対処法は?
  9. 表面の皮だけの白カビは食べられる
  10. 中身のカビや黒カビが生えている場合は食べるのは避けた方が良い
  11. カビた栗を食べてしまったら?どうする?
  12. 少量であれば問題ない
  13. 栗をカビさせない対策は?
  14. ①消毒用アルコールで栗を除菌する
  15. ②栗を洗って汚れを落とす
  16. ③栗を水に浸して虫食いの栗を事前に全て取り除く
  17. 栗がカビない保存の方法・ポイントは?
  18. ①常温で保存する場合
  19. ②冷蔵で保存する場合
  20. ③冷凍で保存する場合
  21. 栗がカビないように保存しよう

栗がカビても食べられる?対処法は?

栗がカビてしまった場合、捨ててしまうのはもったいないように感じる場合も多いでしょう。また、食品によってはカビが生えていても食べられるケースがありますが、栗の場合はどうなのでしょうか。

表面の皮だけの白カビは食べられる

白カビの場合は、毒性は基本的に弱めなので落とせば食べられます。どうしても気になる方は、カビが生えている部分を切り落としてから加熱調理をして食べると良いでしょう。しかし、栗本来の風味を楽しめない状態になっているケースが多いので、甘露煮など濃いめの味付けのレシピがおすすめです。

中身のカビや黒カビが生えている場合は食べるのは避けた方が良い

黒カビが生えた場合は、強い毒性を持っている可能性があるので食べるのは危険です。外側の部分だけが黒く見えていても中身にまでカビは目に見えない中身にまで根を張って成長していることがあり、完全に取り除くことはできないので、見つけたら処分するのが良いでしょう。

カビた栗を食べてしまったら?どうする?

カビの範囲が小さかったり良く見ずに処理をしてしまったりすると、カビに気付かずうっかり口にしてしまうこともあるものです。万が一、カビた栗を食べてしまったら体に異変が現れるのでしょうか。

少量であれば問題ない

カビの生えた栗を食べても、健康な方の場合は少量であれば胃で消化されるので大丈夫です。気になるようであれば、以下のような抗菌作用のある食べ物を食べておくと良いでしょう。

・にんにく
・生姜
・酢
・梅干し
・レモン


ただし、子供や高齢者、免疫力が低下している方は注意が必要で、健康な人では問題ない量のカビでも腹痛や下痢などの食中毒の症状を起こす可能性があります。体への影響が気になる場合は念のため上記の食材を食べておき、下痢や嘔吐などの明らかな症状が出た場合には早めに医療機関を受診しましょう。

栗をカビさせない対策は?

栗はカビが生えやすいものだと分かりましたが、栗にカビを生えさせない対策にはどのようなものがあるでしょうか。ここではいくつかの対策を紹介するので、取り入れやすい方法を試してみてください。

①消毒用アルコールで栗を除菌する

カビの対策の一つとして、ドラッグストアなどで販売されている、消毒用アルコールを使って栗を除菌する方法があります。アルコールを活用する場合は霧吹き状になっている消毒用アルコールを用意し、栗にまんべんなく噴きかけるようにしましょう。

②栗を洗って汚れを落とす

水分だけではなく栗に付着している汚れもカビ発生の原因となるので、保存する際は流水でしっかり洗った後に、乾いた布巾やキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。そのまま保存しても良いですが、直射日光の当たらない場所で天日干しをすると甘くなるのでおすすめです。

③栗を水に浸して虫食いの栗を事前に全て取り除く

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