デキストリンとは?添加物?難消化性デキストリンの効果・危険性など紹介!
【管理栄養士監修】デキストリンとは何でしょうか?実は、添加物ではなく食品に分類されています。今回は、デキストリンと難消化性デキストリンの違いや、〈効果・副作用・危険性〉など特徴を紹介します。デキストリンは赤ちゃんは避けるべきかや、ダイエット目的で摂取する場合に代用できるかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 朋実
Instagram 管理栄養士、糖尿病療養指導士、ダイエットインストラクター、腸内マイスター。病院にて8年間食事指導、栄養管理を経験。食育・レストラン監修・アスリートサポート・講演会も実施中。“...
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管理栄養士、糖尿病療養指導士、ダイエットインストラクター、腸内マイスター。病院にて8年間食事指導、栄養管理を経験。食育・レストラン監修・アスリートサポート・講演会も実施中。“今食べるものが未来の自分を作ります”食事は私達の心身のベースです。いい体もいい心も食事で決まりますし、笑顔も幸せも作れるものだと思います。だからこそ、自分に合う食事を選ぶ手伝いをすることで1人でも多くの人を健康と幸せにしたいという思いで活動中。Instagramにて知って欲しい食事の力について情報発信してます。
目次
- デキストリンとは?添加物?
- デキストリンは芋類のでんぷんを分解した物質
- デキストリンの用途例
- 難消化性デキストリンとは?デキストリンと違いは?
- 難消化性デキストリンは消化されない「デキストリン」
- 難消化性デキストリンの効能は?ダイエット効果あり?
- ①血糖値の上昇を抑制
- ②中性脂肪の蓄積を抑制する
- ③便秘を解消する
- デキストリンの副作用・危険性は?体に悪いの?
- ①難消化性デキストリンを取り過ぎると下痢になる
- ②遺伝子組み換えの原料を使用している可能性がある
- デキストリンの摂取は赤ちゃんは避けるべき?
- デキストリンが離乳食に入っている理由
- デキストリンを赤ちゃんが摂取しても問題ない
- 難消化性デキストリンは代用できる?
- ダイエット目的であれば食物繊維を多く含む食材を摂取すればOK
- デキストリンについて知っておこう
難消化性デキストリンには健康効果やダイエット効果がありますが、他の食品で代用できるのでしょうか。ここからは、難消化性デキストリンを代用できるものについて詳しく解説します。
ダイエット目的であれば食物繊維を多く含む食材を摂取すればOK
ダイエット目的で摂取する場合は、難消化性デキストリンでなくとも、食物繊維が多く含まれている食材を摂取しても効果は同じです。
・わかめなどの海藻類
・オクラ
・ごぼう
・きのこ類
難消化性デキストリンは食物繊維の一種なので、原材料の遺伝子組み換えのトウモロコシが心配な場合は、食材から食物繊維を摂取することをおすすめします。
わかめやオクラは水溶性食物繊維が豊富に含まれており、余分な脂質を吸着して排泄する作用があります。ごぼうやきのこ類に含まれるのは不溶性の食物繊維で、便のかさ増しや蠕動運動を活発にして便通を整える作用があります。また、いずれも繊維質のためよく噛まなければならないものなので、満腹感を得られて食べ過ぎを防ぐ効果も期待できるでしょう。(※3)
朋実
管理栄養士
毎日習慣的にとることをお勧めします。
デキストリンについて知っておこう
デキストリンは添加物ではなく食品であり、様々な加工品に使われていますが、原材料のトウモロコシに遺伝子組み換えの懸念があると分かりました。デキストリンは適度であれば健康維持に効果を発揮しますが、摂り過ぎは健康を害することもあるので、適度な使用を心がけましょう。