「ぶどう」と「マスカット」に違いある？同じ種類の果物？味・用途など比較して紹介！
【太田ぶどう園監修】「ぶどう」と「マスカット」の違いを知っていますか？実はマスカットはぶどうの種類の一つで同じ果物です。今回は、「マスカット」と他の「ぶどう」の違いを〈味・香り・食べ方・色〉などで比較して紹介します。「マスカット」の代表品種や特徴なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
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専門家監修 |その他の専門家 太田寛樹
HP Instagram 愛知県大口町にて2020年から田中ぶどう園さんの跡継ぎにて独立就農。農業大学で勉強し就職しましたが「独立したい」という思いから沢山の方に相談させていただいていた中、...
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愛知県大口町にて2020年から田中ぶどう園さんの跡継ぎにて独立就農。農業大学で勉強し就職しましたが「独立したい」という思いから沢山の方に相談させていただいていた中、先代から農業を継承し「地域の方に喜んでいただけるぶどうを作る」をモットーに、地域の皆様が喜び笑顔を引き出せるぶどう作りに励んでいます。また、私のような若い世代の農業家が増え、未来の農業の発展に貢献できるように尽力したいです。
目次
（＊ぶどうが皮ごと食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。）
③色素
ぶどうとマスカットの果実の皮は、未熟な状態ではどちらも緑色をしています。ぶどうは熟成が進むにつれて、アントシアニンと呼ばれる色素が生成されることによって皮が赤色や黒色に変化します。一方、マスカットは色素が少ないため、熟してもあまり色が変わらず緑色のままです。ただし、黒色や赤色のマスカットの品種の場合はこの限りではありません。
太田寛樹
太田ぶどう園
一般にはあまり出回ってないですが、皮が緑のマスカットは完熟して糖度が25度位になると黄色っぽくなります。
砂糖を食べてるのかと思うくらい甘いですよ！
④用途
ぶどうは果実として食べるほか、ワインやジュースなどの飲料やジャム、レーズンの原料などにも使われています。そのなかでもワインに加工されるぶどうがほとんどで、世界中で栽培されているぶどうのおよそ7割がワインの原料です。マスカットも一般的なぶどうと同様に、生食用だけでなくワインやレーズンの材料として活用されています。
「ぶどう」と「マスカット」は同じ種類の果物
ぶどうとマスカットは形状が似ていますが、皮の色が異なるため違う果物と捉えている人もいます。マスカットはぶどうと同じ種類の果物ですが、マスカットとぶどうは味や色素、用途など異なる点もあります。ぶどうとマスカットの違いを理解したうえで、美味しくいただきましょう。