ぶどうは皮ごと食べられる?メリットは?種無しで丸ごとOKな品種のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ぶどうは皮ごと食べられると知っていますか?今回は、ぶどうを皮ごと食べる栄養面でのメリットや食べる際の注意点など紹介します。ぶどうを皮ごと使ったレシピや、皮ごと食べられる&種無し品種も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ぶどうは皮ごと食べられる?
ぶどうは世界中で親しまれており、日本でも夏から秋に旬を迎える人気の果物です。日本では皮をむいて食べるのが一般的なぶどうですが、皮ごと食べられるのでしょうか。
ぶどうは皮ごと食べても問題ない
日本では皮をむいて食べられることが多いぶどうですが、皮ごと食べても問題はありません。ぶどうの皮の独特な渋味が気になる人もいるかもしれませんが、海外ではむしろそのまま皮ごと食べる方が一般的です。
池田奈央
野菜ソムリエ
皮がどうしても気になる場合は、剝いてたべますが、軸から剥くより反対側から剥いた方が綺麗に剥けます。ぜひ一度お試しください。
(*皮ごと食べられるのか、巨峰の場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ぶどうは皮ごと食べるメリットは?
ぶどうは皮ごと食べられることは分かりましたが、ぶどうを皮ごと食べるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
ぶどうの栄養価をより摂取できる
ぶどうに含まれる栄養の多くは、皮と種に含まれています。皮ごと食べることで、ぶどうに含まれる下記のような栄養価を余すところなく摂取できるでしょう。
・ポリフェノール
・ビタミンC
・ビタミンE
・食物繊維
・有機酸
ぶどうの皮の部分には、アントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれています。アントシアニンは視力の回復に効果がある他、強い抗酸化作用を持ち生活習慣病の予防にも効果的です。美肌に効果があるビタミンCや、アンチエイジング効果が期待できるビタミンEなどのビタミン類も含まれているため、美容が気になる方にもおすすめの食材です。
またぶどうに含まれる食物繊維や酒石酸、リンゴ酸といった有機酸は腸内の悪玉菌の増加を抑え、善玉菌を増やすので便秘改善にも効果があります。
(*ぶどうの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ぶどうを皮ごと食べる際の懸念点は?
ぶどうを皮ごと食べることに、懸念を抱く人もいることでしょう。ここからは、ぶどうを皮ごと食べる際の懸念点とその解決方法を紹介します。
皮についた残留農薬
基本的にお店に並んでいるぶどうに残留農薬の危険はありませんが、気になる場合は重曹を溶かした水で洗って、農薬をしっかりと洗い落とすと良いでしょう。また、野菜や果物の農薬除去専用の洗剤も販売されています。