ぶどう(葡萄)の栄養素と効能は?皮・種にも豊富?食べ過ぎの注意点なども紹介!
【管理栄養士監修】ぶどうに含まれる栄養素を知っていますか?甘いのでダイエット中には避けがちですが、実際の栄養はどうでしょうか。今回は、ぶどうの栄養成分・効能に加え、栄養素を逃さない食べ方も紹介します。食べ過ぎの注意点やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ぶどうはどんな食材?
甘くて香りの良いぶどうですが、どのような特徴を持つ食材なのでしょうか。旬やカロリー、新鮮なぶどうの選び方について紹介します。
ぶどうの旬・種類
ぶどうが店頭に並ぶ時期は種類によってかなりズレがありますが、旬と言われる時期は8月から11月にかけてです。ぶどうは元々日本で山ぶどうが自生しており、それを改良して作られたのが甲州ぶどうです。主な産地も山梨県が最も多く、ついで長野県、山形県が続きます。
巨峰やデラウェア、ピオーネが定番の種類ですが、近年はスチューベンなどの皮ごと食べられるぶどうも人気となっています。ぶどうの品種はとても多く、世界には10000種類以上のぶどうがあると言われています。
(*ぶどうの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
(*ぶどうの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
ぶどうのカロリー・糖質
ぶどうのカロリーと糖質はどれくらいでしょうか。100gあたり以下のようになります。
カロリー | 59kcal |
---|---|
糖質量 | 15.2g |
非常に高いというわけではありませんが、果物の中でもぶどうは高カロリーの部類に入ります。また、種類によってカロリーや糖質にそれほど大きな差は無い様です。
新鮮なぶどうの選び方
ぶどうを選ぶときは以下の部分に注目して選びましょう。
・皮にハリがある
・白っぽい粉が表面についている
・枝が黄色から緑色になっている
・枝の切り口が新しい
・実が隙間なくついている
ぶどうについている白い粉はブルームと呼ばれるもので、ぶどうの脂質からできたものです。人工的なものではないので安心してください。綺麗についているものは良品ですから是非選びましょう。また、枝が茶色かったり、枝から実が落ちているものは、収穫から時間が経っているものですから避けましょう。
皮の色は赤や黒の色のものは色の濃いものを選び、緑色のものは色が薄いものを選ぶと美味しいです。
熊橋麻実
管理栄養士
ぶどうはつるに近い肩の部分の方が甘みが強いです。下部から食べると甘みを全体で感じることができます。
ぶどうの栄養素と効果・効能
カロリー | 59kcal |
---|---|
水分 | 83% |
タンパク質 | 0.4g |
糖質 | 15.2g |
食物繊維 | 0.5g |
脂質 | 0.1g |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
ぶどうに含まれる栄養とその効果、効能を紹介します。体に良い様々な栄養が含まれていますから、参考にしてください。基本的な栄養の含有量は以上の通りです。