とんかつを柔らかくする簡単な方法は?下ごしらえ・揚げ方のポイントを紹介!

とんかつを柔らかくする方法を知っていますか?下ごしらえの方法を変えるだけで、格段に柔らかくなるのでおすすめです。今回は、とんかつを柔らかくする下ごしらえ方に加え、柔らかく揚げる方法も紹介します。とんかつが硬くなる原因も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. とんかつの肉を柔らかくする方法はある?
  2. とんかつが固くなる原因は?
  3. 熱で豚肉の繊維が縮まってしまう
  4. とんかつを道具で柔らかくする方法・下ごしらえ方
  5. ①肉の筋を取る
  6. ②肉を道具で叩く
  7. とんかつを調味料で柔らかくする方法・下ごしらえ方
  8. ①塩麹などのプロテアーゼを利用する下ごしらえ方
  9. ②ヨーグルトなどの乳酸菌を利用する下ごしらえ方
  10. ③炭酸飲料を使う下ごしらえ方
  11. とんかつを柔らかく揚げる方法もある?
  12. ①衣につける卵に油を入れる
  13. ②少量の油で揚げる
  14. ③冷たい油から揚げる
  15. 柔らかいとんかつを味わおう!

とんかつの肉を柔らかくする方法はある?

自宅で揚げるとんかつの肉を、専門店のように柔らかくしたいと考える人もいることでしょう。自宅で揚げたとんかつの豚肉が固くなることなく、歯で嚙み切れるほど柔らかくする方法はあります。ここではとんかつの肉を柔らかくする方法を、豚肉が固くなる原因も交えて説明します。

とんかつが固くなる原因は?

とんかつを柔らかく仕上げたいなら、なぜ豚肉が固くなるのかの原因を知っておくことが大事です。ここでは、とんかつの肉が固くなる原因を説明します。

熱で豚肉の繊維が縮まってしまう

豚肉に限らず、肉は加熱することで生の状態の時より小さくなりますが、これは肉に火を通すことによって内部の水分が減少するとともに、繊維が収縮してしまうことが原因です。中でも厚みのある豚肉を使用したとんかつは、油で揚げる加熱時間が長くなるほど豚肉の繊維が縮んで固くなってしまうのです。

とんかつを道具で柔らかくする方法・下ごしらえ方

とんかつを作るのに加熱時間を短くすることは難しくても、下ごしらえの段階で柔らかく仕上がるようにしておくことはできます。ここでは、道具を用いてとんかつを柔らかくする、下ごしらえの方法を2つ紹介します。

①肉の筋を取る

1つめは包丁を使って、豚肉を筋切りすることです。筋切りとは、肉の脂身と赤身の間に垂直に包丁を入れ、切り込みを入れることをいいます。その際、豚肉の脂身自体にも3~4ヶ所の切り込みを入れておくと、肉を揚げても筋が縮まることはありません。その結果として、肉が柔らかく仕上がります。

②肉を道具で叩く

2つめは下ごしらえの際に豚肉を道具で叩く方法で、以下のものを用いるのが一般的です。

・肉たたき
・麵棒
・ビール瓶


豚肉を叩く道具に決まりはなく、使いやすいものであれば問題ありません。その際、叩いた時に豚肉の厚みが均等になるよう、まんべんなく叩くことを意識してください。洗い物を増やしたくない場合は、豚肉をジッパー付き保存袋に入れたりラップで包んだりしてから、麵棒などで叩くのがおすすめです。

とんかつを調味料で柔らかくする方法・下ごしらえ方

道具を使ってもとんかつの肉はある程度柔らかくなりますが、歯で噛み切りやすくしたい場合には別な方法を用いた方がよいでしょう。ここでは、とんかつに使用する豚肉を調味料によって柔らかくする方法を紹介します。

①塩麹などのプロテアーゼを利用する下ごしらえ方

1つめは酵素の一種であるプロテアーゼを利用する方法で、以下のものに含まれています。

・塩麹
・生姜
・パイナップル
・キウイフルーツ


プロテアーゼとはタンパク質の分解を促す酵素なので、下ごしらえの際に上記のものに豚肉を漬け込んでおくだけで、繊維が分解されて柔らかくジューシーになるのです。生姜やパイナップル、キウイフルーツを下ごしらえに使う時は、すりおろしてから豚肉を漬け込むのがポイントです。

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