ビーフシチューのとろみが足りない原因や対処法は?より美味しくするコツを紹介!
ビーフシチューにとろみが足りない時はどうしていますか?今回は、ビーフシチューが水っぽくなる原因や、とろみをたす方法を紹介します。ビーフシチューをより美味しく作る方法や、ビーフシチューにとろみがつきすぎた場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ビーフシチューに小麦粉とバターを入れると、とろみをつけることができます。この小麦粉とバターを混ぜたものはブールマニエとも呼ばれ、フランス料理のとろみ付けに使われます。バターを電子レンジなどで温めるか室温に戻してから小麦粉とよく混ぜ合わせ、これを少しずつビーフシチューに加えてください。
バターにはコクや風味を加える効果もあるので、ビーフシチューを美味しく仕上げることができるでしょう。なお、このブールマニエはビーフシチュー以外にもグラタンやカレーなどのとろみ付けに使えます。
②でんぷんを含む食材を擦って入れる
じゃがいもやさつまいものような、でんぷんを多く含む食材をビーフシチューに擦って入れると、小麦粉を加えるのと同じ効果を得ることができます。また、具材としてじゃがいもや豆類を多めに入れることでも、とろみがつきやすくなるのでおすすめです。
なお、じゃがいもなどの芋類に含まれるでんぷんは、小麦粉よりも糊化しやすくとろみが付きやすいと言われています。時間に余裕がある時は、小麦粉を使うよりじゃがいもを擦って入れる方が効果的にとろみがつくでしょう。
③パン粉を入れる
昔はビーフシチューにとろみを付けるために、パン粉を加えていたと言われています。パン粉にもでんぷんが含まれているため、加えることで湖化し、とろみが生まれます。特に、小麦粉のストックがない時はパン粉で代用すると良いでしょう。
ビーフシチューにとろみがつきすぎてしまった時の対処法は?
ビーフシチューに小麦粉やルーを加えすぎると、今度はとろみがつきすぎてしまう場合もあります。ここでは、ビーフシチューにとろみがつきすぎた場合の対処法を紹介します。
ビーフシチューに水溶きの小麦粉を少しずつ入れる
ビーフシチューにとろみがつきすぎても、慌てて水をそのまま入れるのは避けましょう。水分が多くなりすぎて、またビーフシチューが緩くなってしまう可能性があります。ビーフシチューにとろみがつきすぎた時は、小麦粉を水に溶き、少しずつ加えて調節して下さい。
ビーフシチューをより美味しくするには?
ビーフシチューはルーに基本的な作り方が書いてありますが、より美味しく仕上げる方法はあるのでしょうか。ここではビーフシチューの美味しさをワンランクアップさせる方法を紹介します。
ビーフシチューに隠し味を加えるのがおすすめ!
ビーフシチューは隠し味を加えるとワンランク上の美味しさに仕上がります。隠し味には以下のような種類があり、その目的によって使い分けるのがおすすめです。
【コクを加えたい時】
・バター
・生クリーム
・味噌
【深みを足したい時】
・赤ワイン
・ソース
・コンソメ
【甘みを足したい時】
・はちみつ
・ケチャップ
・砂糖
バターなどの乳製品は牛肉との相性が良く、濃厚なコクが生まれます。また、味噌を足すことでもコクが感じられるでしょう。コンソメやソースにはさまざまなスパイスが含まれるため、ビーフシチューの味に深みが出ます。なお、子ども用にビーフシチューを作る際は、はちみつや砂糖などを加えると甘い味付けに仕上がるのでおすすめです。
(*ビーフシチューの隠し味について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ビーフシチューのプロの味を家庭で再現!
ビーフシチューは調理の方法を工夫すると、とろみを上手に付けることができます。また、隠し味を使うと格段に美味しくなり、家庭でプロの味を再現することができるでしょう。なお、今回紹介した方法は、ホワイトシチューやカレーの調理にも活用できるので、参考にして下さい。