サトウのごはんをそのまま食べるのがNGな理由とは?災害時に便利な温め方も紹介!

サトウのごはんはそのままでも食べられるか否かを知っていますか?実は食べられません。今回は、サトウのごはんをそのままで食べられない理由や、災害時に知っておきたい簡単な温め方を紹介します。加熱不要なレトルトのご飯も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. サトウのごはんはそのままでも食べられる?
  2. サトウのごはんをそのまま加熱せず食べるのはNG!
  3. 理由①消化に悪い
  4. 理由②シンプルにまずい
  5. サトウのごはんの正しい温め方は?
  6. ①電子レンジの場合
  7. ②湯煎の場合【災害時OK】
  8. ③そのままチャーハン・雑炊などに調理する
  9. サトウのごはんをそのまま使ったレシピ
  10. ①ツナとトマトの雑炊
  11. ②キャベツとしらすと蟹のチャーハン
  12. ③オムライス
  13. ちなみに災害時に便利な加熱不要なレトルトご飯ってある?
  14. ①アルファ米
  15. ②フリーズドライご飯
  16. サトウのごはんをそのまま食べるのはやめよう

サトウのごはんはそのままでも食べられる?

サトウのごはんは炊いたごはんをパック詰めにしたレトルト食品で人気がありますが、そのままでも食べられるのでしょうか。家庭によってはそのままでも食べられると考えて、災害時用の備蓄として常備している場合もあるかもしれません。ここからは、実際にサトウのごはんはそのまま食べられるのかについて解説します。

サトウのごはんをそのまま加熱せず食べるのはNG!

必ず電子レンジで加熱調理してお召し上がりください。ごはんの主成分であるでんぷんは、米の状態(生でんぷん)では人は消化できません。これを炊飯による加熱でごはんの状態(糊化でんぷん)にすると、消化できるでんぷんとなります。しかし、これを放置するとでんぷんは徐々に生でんぷんに近い状態(老化でんぷん)になり消化できなくなります。

「サトウのごはん」はこの状態で店頭に並んでいます。老化でんぷんは再度加熱することで糊化でんぷんにもどります。ですから、「サトウのごはん」は必ず加熱してお召し上がりください。

実は、サトウのごはんをそのまま加熱せずに食べることは良くないことが、上記のように製造メーカーであるサトウ食品のホームページにも記載されています。ここではサトウのごはんを加熱せずにそのまま食べてはいけない理由について解説します。

理由①消化に悪い

サトウのごはんがそのまま食べられない理由としては、上記のメーカーからの情報提供にも書いてある通り、消化できない老化でんぷんに変化していることが挙げられます。加熱が必須となっているので、水で戻すだけでも食べることは出来ません。老化でんぷんは体に大きな害がある成分ではないものの、胃腸が弱い人はお腹を壊す可能性もあるでしょう。

理由②シンプルにまずい

加熱をしていないサトウのごはんは、シンプルにまずいこともそのまま食べられない理由の一つとしてあります。サトウのごはんは美味しいとの評価は多いのですが、それは温めて食べる前提がある評価です。実際に温めずにそのまま食べた人の中には、まずいと感じただけでなくひどい下痢を起こした人もいるようなので注意しましょう。

Twitterの口コミ

停電・断水対策の食料購入でパック飯(サトウのごはんとかのアレ)買う人いるけどアレは温めないと食べられたもんじゃないので(デンプンのβ化でググろう)大人しくアルファ米を買いましょう

Twitterの口コミ

サトウのごはんをあまり温めずに食べると、もそもそもそそって感じであんまり美味しくないよ! おすすめ!!

サトウのごはんの正しい温め方は?

出典: @naru_971127

サトウのごはんの商品パッケージには、温め方が2つ記載されています。ここでは、美味しく食べられる正しい温め方はどんな方法なのか説明します。

①電子レンジの場合

サトウのごはんの温め方で簡単ですぐにできるのが、電子レンジでの温めになります。

①パックのフィルムを点線まで剥がす
②電子レンジに入れ500Wまたは600Wの場合は2分、1000Wの場合は1分30秒加熱する
③温まっていなければ、様子を見ながらもう少し加熱する


サトウのごはんには様々な種類や量があります。上記は200gのパックでの加熱時間の目安となっていますが、電子レンジの性能やごはんの量により加熱時間は変わるため、パックに記載されている時間を目安にしてください。

②湯煎の場合【災害時OK】

電子レンジを持っていなかったり災害で電気が使えなかったりする時は、パックをそのまま湯煎で温めることもできます。

①パックが入るサイズの鍋にお湯を沸かす
②沸騰したらパックのフィルムを剥がさずにフィルム面を上にしてお湯に入れる
③15分以上加熱する


ポイントとしては、鍋のふたをしないことと鍋の底にパックが触れないようにすることです。沸かすお湯は飲料水でなくても問題ありません。鍋がない場合は、電気ケトルに入れて温める方法でも構わないでしょう。お湯とケトルがあれば、電気が通らずとも保温効果で温められます。

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