みかんが腐るとどうなる？判断基準は？ぶよぶよ・カビなど特徴別に紹介！
【望月農園監修】みかんが腐るとどうなるか知っていますか？実は腐りやすい果物で注意が必要です。今回は、＜変色・ぶよぶよ・カビ＞などみかんが腐った時の特徴・見分け方や＜箱買い＞など腐る原因・対策方法など紹介します。みかんの正しい保存方法と賞味期限の目安も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- このみかんって腐ってるの…？
- みかんは腐りやすい果物
- みかんが腐るとどうなる？判断基準は？
- 見た目での変化
- 感触での変化
- 匂いでの変化
- 味での変化
- みかんが腐る原因・理由は？
- ①箱買いした段ボールで保存している
- ②みかんを密着させて保存している
- ③高温多湿の状態で保存している
- 腐ったみかんの周りにあるみかんは食べられる？
- 表面をかるく洗って早めに食べよう
- みかんが腐るのを防ぐ対策方法は？
- ①腐っているみかんは伝染するのですぐ処分する
- ②ネットで保存する
- ③ヘタを下に向けて保存する
- みかんが日持ちする保存方法と賞味期限の目安
- 常温で保存する場合
- 冷蔵で保存する場合
- 冷凍で保存する場合
- みかんが腐る前に大量消費するレシピを紹介！
- ①濃厚みかんゼリー
- ②みかんジャム
- ③ごろごろみかんのパウンドケーキ
- みかんが腐る前に食べよう
②ネットで保存する
みかんを保存場所には乾燥せず通気性の良い場所が適しているため、メッシュ素材のネットでの保存もおすすめです。ネットに入れたうえで湿度が上がりづらい場所へ置いておきましょう。さらにネットでの保存の場合、外からみかんの状態が見えるので、万が一傷みが進行した場合でもすぐに対処することができるのがメリットです。
③ヘタを下に向けて保存する
みかんを保存する際は、ヘタを下向きにしておくことでも腐りにくくなります。これはヘタの部分が他の部分に比べると固くて丈夫であることが理由で、ヘタを下向きにすることで重さや圧力によるダメージを防げる結果、腐りにくくなります。さらにヘタの部分から水分が蒸発して乾燥するのも防ぐことができ、みずみずしい状態を保てるのもメリットです。
みかんが日持ちする保存方法と賞味期限の目安
みかんを保管するにあたって心配なのが賞味期限です。この項目では、みかんをより長く楽しむための保存の方法と賞味期限の目安を、常温、冷蔵、冷凍それぞれの保存方法別に紹介します。
常温で保存する場合
みかんを常温保存する手順は以下の通りです。
①風通しの良いカゴに新聞紙もしくはペーパータオルを敷く
②みかんのヘタを下にして敷いた紙の上に並べる
③玄関や廊下など、温度の低い場所で保存する
みかんの保存に適した温度は5〜15℃のため冬場は常温での保存が可能です。みかんのヘタにある軸の部分からは水分が蒸発しやすいため、みかんを並べる際は乾燥対策としてヘタを下にすることがポイントになります。上記の方法で常温保存した場合、賞味期限の目安は約3週間です。
望月崇久
望月農園
日当たりの良いところに置くと、傷みやすくなる原因になります。なるべく日の当たらない、風通しの良い場所に置くようにしましょう。
冷蔵で保存する場合
冷蔵で保存する際の手順は以下の通りです。
①みかんを1つずつ新聞紙もしくはペーパータオルで包む
②みかんのヘタが下にくるようポリ袋に入れる
③野菜室で保存する
気温が高い時期や適した保管場所がない場合は冷蔵保存がおすすめです。ただし、野菜室は湿度が低いため、新聞紙やペーパータオルで1つずつ包んだ上でポリ袋で覆い、乾燥対策をしましょう。上記の保管方法の場合、賞味期限の目安は約2週間です。
冷凍で保存する場合
常温保存よりもさらに長期保存したい場合は冷凍保存もおすすめです。みかんを冷凍保存する手順は以下の通りです。
①みかんを軽く水洗いする
②水気を拭き取る
③金属のトレイに乗せて冷凍庫へ入れる
④凍らせたみかんを取り出し、水に潜らせる
⑤再度冷凍庫へ入れて凍らせる
家庭で皮ごと冷凍みかんを作る際は2回冷凍させることがポイントです。1度冷凍庫から取り出して水に潜らせることで表面に氷の膜ができ、冷凍焼けや霜の発生を防ぐことができます。なお、上記の方法で保存した際の賞味期限の目安は1ヶ月です。
（＊みかんの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）
みかんが腐る前に大量消費するレシピを紹介！
みかんが腐ってしまいそうな場合は、大量消費できるデザートなどに加工するのもおすすめです。ここではみかんを大量消費できるレシピを紹介するので、みかんを最後まで美味しく食べられるよう、是非参考にしてみてください。