かぼちゃの冷凍がまずい原因は？正しい保存・解凍方法や活用レシピのおすすめも紹介！

冷凍したかぼちゃは解凍時に水分が抜けることがまずいと感じる理由で、冷凍と解凍をすることで以下のような変化が見られます。

・べちゃべちゃする
・ぶよぶよになる
・そのまま食べるとスカスカする
・臭いがする

かぼちゃは水分を多く含んでいる野菜で、冷凍によりその水分が氷になります。解凍すると氷が溶けて水分として溶け出てしまい、抜けてしまうことで食感がべちゃべちゃしたりスカスカしたりしてしまうのです。また解凍することで臭みが出てしまうことでも、まずいと感じてしまいます。以下のコメントを見ても、市販品でもまずいと感じるものもあるようです。

かぼちゃをマッシュ・ペースト状にして冷凍する手順は、以下の通りです。

①茹でたり蒸したりしたかぼちゃを、マッシュまたはペースト状にする
②①を1回に使う分量に分けてラップで包む
③②をジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存する

マッシュまたはペースト状にしたかぼちゃの冷凍保存期間は、約2週間が目安です。ラップに包む際に平らになるようにすると、冷凍にかかる時間が短くなるので風味が落ちにくくなります。

かぼちゃを加熱して冷凍する手順は、以下の通りです。

①使いやすい大きさにカットする
②電子レンジで1～2分加熱する
③②の粗熱をとる
④③を1回分ずつに分けてラップで包む
⑤④をジッパー付き保存袋に冷凍保存する

かぼちゃを一度加熱して冷凍すると、保存期間が1～2ヶ月に延びます。ただし加熱するためにかぼちゃを茹でると水っぽくなり、解凍した時に食感が悪くなるので、電子レンジでの加熱がおすすめです。煮物用にかぼちゃを冷凍保存したい時には、この方法を用いるとよいでしょう。

かぼちゃを生のまま冷凍する際の手順は、以下の通りです。

①購入したらすぐに、わたと種を取り除く
②①をキッチンペーパーで拭き、水分を取り除く
③使いやすい大きさにカットする
④③を1回分ずつに分けてラップで包む
⑤④をジッパー付き保存袋に冷凍保存する

生のかぼちゃの冷凍保存期間も1～2ヶ月ですが、解凍してから調理すると変色したり食感が損なわれたりすることが多いです。また生のまま冷凍しかかぼちゃは解凍すると水分が出ることが多いので、そのまま加熱調理することをおすすめします。

（＊かぼちゃの冷凍での保存期間について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。）