いちご「あまおう」の名前の意味・由来は?歴史や味・糖度など特徴も紹介!
いちごのブランド品種「あまおう」を知っていますか?甘い王様で「あまおう」と言われることがありますが、実は違います。今回は、いちご「あまおう」の名前の意味・由来や〈歴史・味わい・糖度・値段〉など特徴のほか、旬の時期・産地なども紹介します。あまおうが甘くない場合の原因・対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
あまおうは福岡で誕生した品種ですが、高い品質とブランド力を保つため、現在でも生産地を福岡のみに限定しています。福岡は元々いちごの栽培が盛んな地域で、栃木県に次ぐ全国2位の生産量を誇っています。福岡では栽培方法を徹底的に管理し、美味しいあまおうが作られているのです。
あまおうの旬の時期は2月〜4月
いちごの旬の時期は一般的に12月中旬~5月頃とされています。あまおうの収穫時期もこれとほぼ同じですが、一番美味しくなる旬の時期は2月~4月です。旬の時期は流通量が増え値段が若干下がる傾向にあるので、美味しいあまおうを比較的安く購入できるでしょう。
「あまおう」が甘くないことも?なぜ?
美味しいと評判のあまおうですが、あまり甘くないという声も聞かれます。そこでここでは、あまおうが甘くない場合の原因と、甘くないあまおうを甘くする方法を紹介します。
あまおうが甘くない原因
あまおうが甘くない原因として考えられるのは以下の3つです。
・旬の時期を逃している
・果実が熟していない
・水洗いし過ぎている
あまおうの旬は先述の通り2月~4月ですが、それ以外の時期に収穫されるものは甘味や香りがやや劣ると言われています。また、見た目は赤くても熟しきっていないあまおうに当たってしまうと甘くないと感じるかもしれません。さらに、いちごは長時間水にさらすと甘味成分が水に溶け出してしまうため、水洗いは短時間にしましょう。
甘くないあまおうを甘くする方法
あまおうはいちごの中で特別糖度の高い品種ではないため、人によっては甘くないと感じることもあるかもしれません。
甘くないと感じた場合はヘタを取り水洗いしたあまおうに、少量の砂糖をまぶして半日程度おいておきます。するといちごのフレッシュさは保ちつつ、砂糖の甘味が染み込むため、甘くなって美味しく食べられるでしょう。それでも甘味が足りない場合はジャムにしたり練乳をかけたりして食べることをおすすめします。
(*いちごの品種・種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
「あまおう」の美味しい食べ方・レシピ
そのまま食べてももちろん美味しいあまおうですが、アレンジして食べるのもおすすめです。ここでは少し手間をかけてさらに美味しく食べられるレシピを3つ紹介します。
①あまおうのフルーツサンド
ケーキのような味わいのあまおうを使用したフルーツサンドのレシピです。切り口が赤いあまおうで作るフルーツサンドは、見た目も美しく仕上がります。