カニ鍋の具材おすすめは？味付けで変わる？肉・魚・野菜別に選び方も紹介！

醤油だしのカニ鍋に合う、肉類や魚介類の具材を紹介します。

・白身魚
・エビ
・鶏むね肉

醤油だしのカニ鍋には、脂の多い肉類は合いませんが、おおむね魚介類との相性は抜群です。特に、味わいがあっさりした白身の魚やエビとの相性が良く、魚介類のだしがより濃厚になり美味しいカニ鍋が作れるでしょう。一方で、あっさりした醤油だしでは脂が多い肉類を使うとカニの風味を邪魔して、カニの良い香りも消してしまいます。

牡蠣や青魚などのクセの強い魚介類も不向きで、肉を合わせる場合も脂肪が少なくあっさりした鶏むね肉のほうが美味しく仕上がります。同じ鶏肉でも、もも肉は香りや脂が強くカニの味わいを損ねる場合がありますが、むね肉は比較的淡白でカニの美味しさを邪魔しません。

醤油だしのカニ鍋に合う変わり種の具材を紹介するので、参考にしてください。

・鶏むね肉のつみれ
・かまぼこなどの練り物

鶏むね肉が醤油だしのカニ鍋に合うことはすでに紹介しましたが、鶏むね肉を使ったつみれ団子はよりカニ鍋と相性が良い具材です。あっさりした味わいでカニの風味を邪魔せず、つみれの中に生姜やネギなどの香味野菜を少し入れることで気になる鶏のにおいも消せます。

また、つみれの中にはんぺんや豆腐を入れると、カニのだしを吸い込みやすくなり、よりカニ鍋の旨味も引き立つでしょう。ほかにも、魚のすり身を使ったかまぼこなどの練り物もおすすめの具材です。

基本的にカニ鍋は魚介類と相性が良いので、いろいろな魚で作られた練り物はカニ鍋のだしとよく合ううえ、だしの旨味を吸い込んでより美味しく仕上がります。

塩だしのカニ鍋に合う、おすすめの野菜の具材は以下の通りです。

・ネギ
・水菜
・人参
・しめじ

塩だしのスープにはネギや人参など、少し香りがある野菜を合わせるとカニの甘みが引き立ちます。特に、ネギは冬に甘くなる太ネギがおすすめで、加熱して甘くなったネギの旨味と魚介類の臭みを消すさわやかな香りは相性抜群です。

人参も加熱するとより甘みが引き立つ野菜で、特にごま油を加えた中華風のスープとよく合います。きのこ類の中ではしめじがおすすめで、食感もよくほんのり感じられる土のようななきのこの香りが塩だしの旨味と良いバランスになるでしょう。

水菜はシャキシャキした食感が良く、フレッシュな香りが特徴の野菜です。春菊ほどクセが強くなく、カニの旨味を吸い込みカニ鍋を一層美味しくしてくれます。

塩だしのカニ鍋に合う肉・魚介類を紹介します。

・タラ
・ホタテ
・赤身の豚肉

カニ鍋には淡白でうまみのあるタラがよく合いますが、中でも塩だしのスープとタラはぴったりの組み合わせです。カニの旨味や香りを邪魔せず、甘みが引き立つ味わいで、塩味と相性が良いので調和がとれたカニ鍋が作れるでしょう。食感がよいホタテも塩だしのカニ鍋に合う魚介類で、カニの風味を邪魔せず、和風でも中華風でも塩の味付けによく合います。

カニ鍋は脂の多い肉類とはあまり合いませんが、脂肪分が少ない豚肉であれば塩だしのカニ鍋に向いています。豚肉は塩だしと相性が良く、特に中華風のスープと相性抜群です。脂が多いバラ肉ではなく、赤身が多いしゃぶしゃぶ用の薄切り肉を使うと、カニの良さを邪魔せずまとまりのある仕上がりになります。

塩だしのカニ鍋に合う変わり種を紹介するので、参考にしてください。

・はんぺん
・水餃子
・春雨

カニ鍋は魚介類と相性が良いので、はんぺんともよく合います。特に塩だしのあっさりしたスープとの相性が良く、カニの旨味を吸い込んだはんぺんは格別です。同じように、カニのだしをしっかり吸い込んで美味しくなる春雨も塩だしのスープに合う具材で、和風でも中華風でもうまくまとまります。

さらに、水餃子もおすすめの具材で、もっちりした食感で厚い皮の水餃子はカニのだしをしっかり吸い込んで美味しくなるでしょう。ただし、水餃子はニラやニンニクなど、香りの強い野菜が使われていないものがおすすめです。