マヨネーズが分離する原因は?食べれる?再生方法や正しい保存方法も紹介!
マヨネーズが分離する原因・理由を知っていますか?食べれるのでしょうか?今回は、<市販・手作り>別にマヨネーズが分離した時の再生方法や分離しても食べれるのかを紹介します。マヨネーズが分離しない正しい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
手作りのマヨネーズは材料を混ぜ合わせて乳化させているため、以下のように卵黄を混ぜると分離状態を解消することができます。
【手順】
①卵黄1個を泡だて器で混ぜる
②分離したマヨネーズを大さじ1加え、よく混ぜる
③乳化したら、再びマヨネーズを大さじ1加え、よく混ぜる
④手順②と③を繰り返し、マヨネーズを全て混ぜ合わせる
卵黄に含まれるレシチンには、油と酢を結合させる働きがあります。分離した手作りのマヨネーズに卵黄を加えて混ぜることで、レシチンの働きによって油と酢が結びつきマヨネーズを再生することが可能です。卵黄とマヨネーズを全て混ぜ、粘り気が出てきたら分離したマヨネーズの再生が成功したと言えます。
マヨネーズと卵黄を混ぜ合わせる際は、少量のマヨネーズを複数回に分けて入れていきましょう。一度に大量のマヨネーズを加えると乳化しにくくなり、液体状になって失敗することがあります。
マヨネーズが分離しない保存方法は?
マヨネーズの分離を防ぐためには、どのように保存したらよいのでしょうか。ここでは、マヨネーズが分離しにくくなる保存方法を紹介します。
マヨネーズが開封前の場合は常温保存する
開封前のマヨネーズは、冷蔵庫ではなく風通しが良く直接日光が当たらない常温で保存してください。マヨネーズは殺菌作用のある酢や細菌の増殖を抑制する塩を使って作られているため、原材料に卵が使われていても常温で日持ちさせることができます。
ただし、前述のとおりマヨネーズは0℃以下や30℃以上の環境下で保存すると、分離しやすくなります。マヨネーズを夏場に保存する際は室内のなかでも暗く涼しい場所で保存し、冬場は冷えすぎない場所で保存するとよいでしょう。
(*マヨネーズの常温保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
マヨネーズが開封後の場合は冷蔵庫の野菜室で保存する
開封後のマヨネーズは、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。マヨネーズを開封すると容器の中に空気が入り、酸化してマヨネーズの風味が損なわれる原因になります。冷蔵庫でマヨネーズを保存すると酸化が遅くなるため、常温で保存するよりも日持ちさせることができます。
また、冷蔵庫内の冷蔵室は冷気が当たる場所によってはマヨネーズが分離しやすい0℃以下になることがあるため、マヨネーズを保存するには向いていません。一方で野菜室は冷蔵室よりも温度が高く設定されているため、マヨネーズの保存に適していると言えます。
マヨネーズが分離しないように正しく保存しよう
マヨネーズは分離しないように保存方法に注意が必要で、市販のマヨネーズに至っては一度分離すると再生させることができません。マヨネーズの正しい保存方法を知り、マヨネーズを無駄にすることなく美味しく食べ切るようにしましょう。