1週間の献立の立て方のコツは?初心者でも簡単な決め方やパターン例も紹介!
【料理ブロガー監修】献立の立て方に困ったことはありませんか?初心者でも簡単な方法はあるのでしょうか?今回は、献立の基本の立て方や手順に加え、1週間のパターンを決めるなどコツやポイントを紹介します。献立の立て方の例も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 献立の立て方・決め方に困る…。初心者でも簡単な方法ある?
- 献立の立て方の基本は一汁三菜
- 1週間の献立の立て方・決め方の手順は?
- ①冷蔵庫で余っている食材を確認する
- ②1週間分の食材をまとめて買う
- ③献立の案を7つ出していく
- 献立の立て方・決め方のコツとは?
- ①まずは主菜から考える
- ②主菜と副菜の栄養バランスを考慮する
- ③献立の1週間のパターンを前もって決めておく
- ④腐りやすいものを早めに使う
- ⑤味付け・ジャンル・調理法の被りに気をつける
- 献立の立て方・決め方を簡単にするポイントは?
- ①定番の料理を複数持つ
- ②献立は状況に応じて変える
- ③料理に時間をかけすぎない
- ④アプリなどを使って参考にする
- ⑤時間がある時に常備菜を作っておく
- ⑥副菜は1週間で2〜3回使える量を作る
- 実際の1週間の献立の立て方・決め方の例
- 1日目の献立
- 2日目の献立
- 3日目の献立
- 4日目の献立
- 5日目の献立
- 6日目の献立
- 7日目の献立
- 献立の立て方は初心者でも簡単だった
献立を組む際には、まずはじめに主菜を決めてください。主菜とは、主に肉や魚、卵、大豆製品などを使ったおかずのことを指します。
肉は旬がないため年中入手できるうえに牛や豚、鶏などを使い分けることで調理の幅が広がるため、献立を決めやすいでしょう。魚は旬に左右されやすく目当ての魚が売っていないこともあるため、調理法だけを決めてから食材の買い出しに行くのがおすすめです。
②主菜と副菜の栄養バランスを考慮する
主菜を決めた後は、主菜と副菜の栄養バランスを考慮しながら副菜を決めます。主菜が鶏肉のから揚げなどのたんぱく質を使った食材を中心とした料理の場合は、副菜や汁物で野菜を多めに使うとよいでしょう。野菜炒めや肉じゃがのような肉と野菜を使った料理を主菜とする際には、主菜に使われていない野菜を取り入れると、献立の栄養バランスが整います。
③献立の1週間のパターンを前もって決めておく
主菜と副菜の組み合わせを決めたら、以下のように1週間分の献立パターンをあらかじめ決めておきましょう。
献立例
・月曜日:肉料理
・火曜日:魚料理
・水曜日:麺類の一品料理
・木曜日:卵または大豆製品を使った料理
・金曜日:肉料理
・土曜日:ご飯物の一品料理
・日曜日:魚料理
このようにあらかじめ献立のパターンを決めておくだけで、献立を立てやすくなります。忙しくなる日が事前に分かっている場合は、その日は麺やご飯ものの一品料理などの手のかからない献立にするとよいでしょう。1週間分の主菜や副菜を細かく決めなくても、主菜や優先的に使いたい食材を決めておけば献立を考える負担が減ります。
平日の昼にお弁当を用意する人は、お弁当に入れやすいおかずを前日の夕食の献立に取り入れるのがおすすめです。
④腐りやすいものを早めに使う
日持ちしにくいような腐りやすい食材を早めに使い切ることも、献立を立てる上で重要なポイントです。肉や魚などの生ものは、購入後早めに使うように計画を立てて献立を考えてください。肉や魚をすぐに使うのが難しい場合は、購入後冷凍しておけば後日使うことが可能です。
また、水分量の多いもやしやしめじなどの野菜も日持ちが短く、冷蔵庫に保存していてもすぐに傷みます。このような食材を週の前半の献立に取り入れることで、無駄なく食材を活用することができ食費の節約にも繋がります。
⑤味付け・ジャンル・調理法の被りに気をつける
献立を立てる際には、味付けや料理のジャンル、調理法が被らないように気を付けてください。例えば、主菜と副菜を煮物にした場合、どちらも同じような味付けになる場合があります。また、毎日煮物や炒め物ばかりであったり、和食や洋食など同じジャンルの献立が続くと、食べ飽きてしまうこともあるでしょう。
市販の調味料やドレッシングを活用するほか、様々な調理方法のおかずや食材を組み合わせることで、食べ飽きないうえに栄養バランスに富んだ献立を組むことができます。
献立の立て方・決め方を簡単にするポイントは?
毎日一汁三菜の献立を組むのが難しい場合は、どのようにしたら簡単に献立を立てることができるのでしょうか。ここでは、献立の立て方や決め方を簡単にするポイントを6つ紹介するので、献立を組む時間がない人は参考にしてください。
①定番の料理を複数持つ
自分で作りやすい料理や家族から人気のあるものを、定番料理としていくつか用意しておくとよいでしょう。毎回新しい料理のレシピを探して挑戦するのもよいですが、初めて作る料理は調理の手間がかかります。作り慣れた定番料理を複数持っておき、その料理から1週間分の献立を考えることで献立を決めやすくなるうえに、料理の時短調理にも繋がります。
②献立は状況に応じて変える
献立をその日の状況に応じて変えることも、無理なく料理を続けるうえで重要なポイントです。1週間分の献立を決めていたとしても、必ずしもその通りにする必要はありません。疲れていて料理をするのがめんどうな日は、計画していた献立を変更して別の日の献立と組み替えたり、市販のものに頼るのもひとつの手です。
③料理に時間をかけすぎない
献立を組む際には、調理に時間がかかる料理ばかりを取り入れていないか確認してください。毎日主菜から副菜まで、手の込んだものを作る必要はありません。切るだけ、和えるだけ、焼くだけなど、シンプルな調理方法で、簡単に作れるものを献立に取り入れるのがおすすめです。忙しい時でも短時間で作れる料理を、定番料理として持っておいてもよいでしょう。
④アプリなどを使って参考にする
アプリなどを参考にして、メニューを決めるのもおすすめです。アプリで使いたい食材を検索するだけで、簡単にその食材を使ったレシピを見つけることができるため、献立に迷った時にも重宝します。また、スマートフォンのアプリを使えば、外出先や手が空いた時にも手軽に献立を考えることができる点もメリットのひとつです。