アボカドの賞味期限は?腐るとどうなる?日持ちする保存法も紹介!
アボカドの賞味期限・保存期間の目安を知っていますか?いつまで日持ちするのでしょうか?今回は、アボカドの賞味期限・保存期間の目安を<生・半分・調理後>別に比較しつつ日持ちする保存方法も紹介します。腐った場合の見分け方や<黒い・変色>など腐っているか心配な場合も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
アボカドを切った後に果肉に異変を感じるケースもありますが、以下の状態は食べても問題ありません。
・アボカドの果肉に黒い斑点がみられる
・アボカドの果肉に黒い・茶色っぽい筋がみられる
切ったアボカドの果肉が黄緑色で他に変色がみられない場合、黒い斑点や茶色の筋は種子に水分や栄養素を運ぶための維管束と呼ばれる組織です。維管束が酸化によって変色しているだけなので食べられますが、舌触りが悪くなることはあるのでペーストなどにすると美味しく食べられます。
(*アボカドの黒い斑点・筋や茶色の果肉について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
アボカドが日持ちする保存方法・期間は?
アボカドを長期間美味しく保存するためには、どのような点に気を付けたらよいのでしょうか。ここでは、アボカドの保存方法と日持ちする期間について説明します。
①アボカドをそのまま保存する場合
アボカドをそのまま保存する方法は、以下の通りです。
【常温保存】
・アボカドが熟していない場合は、15~20度の場所で追熟させる
・熟したアボカドは常温保存で3~5日は日持ちする
【冷蔵保存】
・熟したアボカドをポリ袋やジッパー付きの袋に入れる
・冷蔵庫の野菜室で保存すると4~5日程度日持ちする
【冷凍保存】
・アボカドを1個ずつラップで包み、ジッパー付きの保存袋に入れる
・冷凍保存で1ヶ月程度日持ちする
緑色の未熟のアボカドは皮が茶色っぽく変色したら、食べ頃と考えられます。早く熟してほしい時は、エチレンガスを放出するりんごなどのフルーツと一緒にポリ袋に入れておくとアボカドの追熟が促されます。
熟したアボカドを保存する際は冷蔵庫に入れるのが基本ですが、5℃以下の場所では変色してしまうので野菜室に入れるようにしましょう。その際は乾燥を防ぐために、ポリ袋の口をしっかり閉めるようにしてください。アボカドを冷凍保存する際には保存袋から空気をしっかり抜くのが、酸化や臭い移りを防ぐポイントです。
②アボカドが切った後で半分で保存する場合
アボカドを切った後で半分にして保存する方法は、以下の通りです。
【冷蔵保存】
・半分に切ったアボカドの種を残したままにする
・半分に切った断面にレモン汁またはオリーブオイルを塗る
・半分に切ったアボカドを空気に触れないようにしっかりとラップで包む
・ラップで包んだアボカドをポリ袋に入れて冷蔵庫に入れる
・日持ちする期間は2日程度
【冷凍保存】
・冷蔵保存と同じ方法でラップしたアボカドをジッパー付き保存袋に入れて、冷凍庫に入れる
・1ヶ月程度日持ちする
アボカドの果肉は空気に触れ酸化を始めると変色するので、レモン汁やオリーブオイルを塗ると表面がきれいな状態で保存できます。しかし食感や味わいは保存によって低下するので、2日を目安にできるだけ早く食べきりましょう。
それ以上日持ちさせたい場合は、冷凍での保存をおすすめします。冷凍する場合は使いやすい大きさにカットし、小分けしてから保存すると使う時に便利です。
③調理後のアボカドを保存する場合
アボカドは、ペーストやディップにしてから保存することも可能です。アボカドのディップの保存方法は以下の通りです。
【冷蔵保存】
・アボカドのディップにレモン汁を加える
・密閉容器に入れて冷蔵庫で保存する
・日持ち期間は1日
【冷凍保存】
・アボカドのディップをレモン汁を加える
・一食分ずつしっかりとラップで包んでからジッパー付き保存袋に入れる
・冷凍庫で保存する
・日持ち期間は1ヶ月
冷凍したアボカドのディップは電子レンジで加熱すると、水分が出て食感が悪くなるので自然解凍するのがおすすめです。食べる1時間前程度には、冷凍庫から冷蔵庫に移しておきましょう。解凍したアボカドは冷蔵保存したものと同様、1日で食べきるようにしてください。
(*アボカドの保存方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
アボカドが日持ちするレシピを紹介!
アボカドの日持ちは、調理方法によっても変わるのでしょうか。ここではアボカドを使った、日持ちするレシピを3つ紹介します。
①アボカドとサーモンの押し寿司
アボカドにスモークサーモンとチーズを合わせて作る押し寿司は、トッピングしたレモンの酸によって変色の予防ができます。冷蔵庫で一晩以上寝かせることで酢飯と具材がよくなじみ、さらに美味しく仕上がるでしょう。