なすの表面・ヘタに白いカビが…?食べられる?見分け方や正しい保存法を紹介!
【メヘへ農園監修】なすの表面・ヘタについてる白い粉・ふわふわはカビでしょうか?不安ですね。今回は、なすの表面・ヘタについてる白いものや、なすはカビても食べられるのかを紹介します。なすのカビにくい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ちなみにブルームがついたなすは食べても問題ない
なすのブルームは旬が終わり頃に発生するため、ブルームがついたなすは味が落ちている可能性があります。ただし、ブルーム自体は腐敗とは関係がなく、人体への悪影響もないため食べても問題がありません。表面を確認し、白い粉状のものがついていた場合は、軽く水で洗い流して使用してください。
なすがカビてなくても食べられない状態とは?
なすに映えるカビは白くてふわふわした胞子状のものですが、腐敗によっても食べられなくなる場合があります。なすが腐敗した状態は以下の通りです。
・皮が茶色くなっている
・ぶよぶよとした感触になる
・ぬめりがある
なすの皮は通常紫色ですが、傷みが進行すると茶色く変色します。範囲が小さい場合は取り除くことで食べられるようになりますが、広範囲に渡る場合は食べることを避けましょう。また、なすは腐敗が進行することによって中から水分が抜けて、果実が柔らかくなります。
さらに腐敗が進むと中から漏れた水分によって傷みが発生し、ぬめぬめとした手触りになることもあります。ナスを触って果実が柔らかかったり、ぬめりがあったりと違和感があった場合は食べずに破棄しましょう。
(*腐ったなすの見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
なすがカビにくい保存方法は?
日持ちしづらいなすは買ってからすぐに使い切ることが理想ですが、どうしても使いきれないことが少なくありません。ここでは、なすをできるだけ長期間保存するための方法を、冷蔵、冷凍、それぞれの場合について解説します。
なすの冷蔵での保存方法
なすを保存する際は10〜12度が適温のため、冷蔵庫で保存する場合は低温障害を起こさないよう注意する必要があります。冷蔵保存する際は、新聞紙やキッチンペーパーで包み、水分を逃がさないようさらにラップで巻いた後、野菜室で保存してください。
(*なすの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
なすの冷凍での保存方法
なすを生で保存する場合は、食べやすいサイズにカットしての冷凍がおすすめです。塩水に10分浸してアクを取り、キッチンペーパーなどで水分を十分に拭き取ったあとジップロックに入れて冷凍庫で保存してください。使う際は冷凍のまま使用することができ、この方法であれば1ヶ月程度保存可能です。
(*なすの冷凍保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
なすはカビないように保存しよう
なすは水分が多くカビが発生しやすい野菜です。買ってすぐに消費したり、正しい保存方法を守ったりと、ちょっとしたコツを抑えることでカビを防ぎ長くなすを楽しむことができます。今回の記事を参考に、カビに気をつけながらなすを楽しんでみてください。