ミナミマグロとは？味わいや旬・産地の特徴は？美味しい食べ方・レシピも紹介！
ミナミマグロというマグロを知っていますか？どんなマグロでしょうか？今回は、ミナミマグロの〈旬・味・産地〉など特徴や、血合いなど下処理で美味しい食べ方を紹介します。ミナミマグロを美味しく食べられる人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
（このページにはPRリンクが含まれています）目次
ミナミマグロとは？どんな魚？
主な天然のマグロの種類について解説します。
・ホンマグロ
・ミナミマグロ
・メバチマグロ
・キハダマグロ
・ビンナガマグロ
マグロはお寿司のネタや刺身として親しまれ、どこのスーパーでも売られている人気の魚です。マグロの一種であるミナミマグロは天然と養殖がありますが、天然のミナミマグロは絶滅危惧種に指定されるほど減少、現在では漁獲地域や漁獲量が制限されています。スーパーで売られているミナミマグロのほとんどが海外で養殖されたものでホンマグロに次ぐ高級魚です。
ホンマグロはクロマグロとも呼ばれる高級魚で脂がのったトロだけでなく赤身も人気が高く、マグロの王様とも言われています。メバチマグロやキハダマグロ、ビンナガマグロは脂ののったトロが少ないため大衆魚と言われ回転寿司や刺身として赤身が多く流通しており、ツナ缶の材料にもなります。
ミナミマグロの見た目・生態・価格の特徴
ミナミマグロはスズキ目サバ科マグロ属に分類される魚で全長200cm、体重は260kmにもなる中型のマグロです。他のマグロに比べて胸鰭が短いのが特徴で、背面は濃紺色をしており腹と側面は銀白色をしています。インド洋や大西洋、太平洋の南半球の中層に生息しており、群れで泳ぐ肉食の回遊魚です。
流通量が少なく本マグロの次に高級な魚で、価格は1kgあたり2000円～2500円と高めです。
ミナミマグロの名前の由来と別名
ミナミマグロの名前の由来は、南半球だけにしか生息しないマグロで、英語名にも南という単語が使われています。またミナミマグロは別名インドマグロとも呼ばれ、数が減る前はインド洋でたくさん水揚げされた時期があったからです。更に、水揚げが多いオーストラリア近海ではゴウシュウ(豪州マグロ)と呼ばれることがあります。
ミナミマグロの味わい
ミナミマグロの赤身は鮮やかな赤色で身のしまりもよく、脂は少ないですが筋もないので食べやすくマグロ本来の味わいを堪能できる部位です。ミナミマグロには、本マグロには及ばないながらも適度な脂がのった中トロがあり、身が柔らかくしつこさのない上品な味なので人気があります。
またミナミマグロと本マグロには、他のマグロにはない大トロがあるのが特徴で、旨みのかたまりのような濃厚な味の身は高価格で取引されています。
Twitterの口コミ
ミナミマグロ(インドマグロ
赤身の色は濃く味も濃厚✨
クセの少ない上品な味わい^ ^
こだわってますね🍣
#かっぱ寿司
（＊マグロの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）
ミナミマグロの旬の時期や産地は？
養殖のミナミマグロは一年中出荷されていますが、天然のミナミマグロは春夏秋冬のどの季節に最もおいしいと言われる旬を迎えるのでしょうか。ここでは、ミナミマグロの旬の時期や産地を解説するので参考にしてみて下さい。
ミナミマグロの旬の時期
脂がのった大トロがとれる本マグロの旬が冬と言われているのに対し、ミナミマグロの旬の時期は夏です。なぜ大トロが取れるミナミマグロの旬は夏なのか疑問に思うかもしれません。日本が夏になると生息地の南半球では冬を迎えるためです。
一方で養殖のミナミマグロは、技術の発達により安定した入荷があり市場に流通しているので、一年中入手することができます。
（＊マグロの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）