カレーは冷蔵庫で何日まで?一週間日持ちする?鍋ごとの危険性や温め直し方も解説!
カレーは冷蔵庫で保存すると何日持つか知っていますか?一週間日持ちするでしょうか?今回は、カレーを冷蔵庫で保存したときの保存期間に加え、日持ちしない理由や<夏・冬>で期間が異なるのかを紹介します。冷蔵庫での保存方法や温め方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- カレーは冷蔵庫で保存すると何日持つ?一週間日持ちする?
- カレーは冷蔵庫で2日〜3日しか日持ちしない
- 腐ったカレーの特徴・見分け方
- カレーを冷蔵庫に入れても日持ちしない理由とは?
- ①ウェルシュ菌が増殖しやすいため
- ②じゃがいもに含まれるでんぷんが劣化を早めるため
- カレーを冷蔵庫で保存できる期間は夏・冬で違う?
- カレーを冷蔵庫で正しく保存する方法・ポイントは?
- ①鍋ごとではなく保存容器に移し替える
- ②しっかりとかき混ぜながら粗熱を取る
- ③容器で密閉して冷蔵庫に入れる
- カレーを冷蔵保存したときの温め方は?レンジでOK?
- カレーを冷蔵保存した場合はレンジではなく鍋で温めなおそう
- カレーをより長く日持ちさせる方法ある?
- カレーを小分けにして冷凍保存するのがおすすめ
- カレーを早く消費できるアレンジレシピも紹介!
- ①カレーうどん
- ②揚げないコロッケ
- ③カレードリア
- カレーは冷蔵保存できるが注意が必要!
カレーは冷蔵庫で保存すると何日持つ?一週間日持ちする?
カレーは一度作ると何日かに分けて食べることがありますが、どれくらいの日持ちがするでしょうか。ここではカレーの保存に関することについて説明していきますが、まずは作ったカレーがどれくらい日持ちするかについて見ていきましょう。
カレーは冷蔵庫で2日〜3日しか日持ちしない
カレーは冷蔵庫で、2日~3日程度しか日持ちはしません。数日寝かせたカレーは美味しいからと人によっては4日目や5日目など、一週間近く同じカレーを鍋ごと保存しながら食べ続けることがあります。しかし、カレーは基本的に日持ちしない料理のため、いつまでも同じ鍋のカレーを食べ続けるのは食中毒の危険があります。
(*3日目のカレーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
腐ったカレーの特徴・見分け方
腐ったカレーは以下のような特徴があるので、しっかり見分けるようにしましょう。
・つんとした酸っぱいような臭いや味がする
・納豆のような臭いがする
・糸を引いている
・カビが生えている
・水っぽくなっている
カレーはスパイスが入っているため、臭いでは見分けがつきにくいことがあります。また、白い斑点のような物が表面にある場合も、脂が浮き出たものなのかカビなのかが見分けにくいこともあります。糸を引いている場合は完全に腐っているので食べないようにしましょう。
食べると下痢や腹痛、嘔吐などの症状があるため、少しでもおかしいと思った場合は食べずに捨ててください。
(*腐ったカレーの見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カレーを冷蔵庫に入れても日持ちしない理由とは?
カレーに限らず、食べ物は冷蔵庫に入れておけば比較的日持ちするように思うかもしれません。また、カレーはスパイスが大量に入っているので大丈夫、と思っている人もいるかもしれません。カレーを冷蔵庫に入れても日持ちしない理由をここでは説明します。
①ウェルシュ菌が増殖しやすいため
カレーはウェルシュ菌が繁殖しやすく、食中毒を起こす危険があります。ウェルシュ菌は芽胞なら固い殻に守られているため100℃で加熱しても死滅せず、空気を嫌う性質があるため鍋底に繁殖します。芽胞のままの状態なら食べても問題ありませんが、ウェルシュ菌が好む温度までカレーの温度が下がると一気に増殖し、食中毒の原因となるので注意が必要です。
また、カレーは粘度が高く、一見冷めているように感じても中の方はまだ温かいこともあります。そのためウェルシュ菌の繁殖に適した温度が長時間続くことになり、その分食中毒も引き起こしやすくなります。
②じゃがいもに含まれるでんぷんが劣化を早めるため
家庭でカレーを作る場合、具材としてじゃがいもを加えることが多くあります。じゃがいもはでんぷんの量が非常に多く、加熱することで細胞壁がバラバラになりやすい性質のため、じゃがいもの中に細菌が入り込みでんぷんを餌として増殖し続けます。
さらに、カレーの中にジャガイモのでんぷんが溶け込むことでより傷みやすくなります。レストランなどで提供されるカレーにじゃがいもが入っていないのは、本格的に作るということや見た目が悪くなるという理由以外に、傷みやすくなるからということも挙げられます。