洋梨とは?ラフランスと違いある?美味しい食べ方・レシピも紹介!
洋梨(西洋梨)はどんな果物か知っていますか?日本の梨・ラフランスと違いあるのでしょうか?今回は、洋梨の〈旬・産地・栄養価・カロリー〉など特徴や、主な種類についても紹介します。洋梨の食べ頃や切り方・食べ方のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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洋梨(西洋梨)とは?どんな果物?
甘くて、香りが高い果物として人気のある洋梨ですが、日本の梨とは少し特徴が異なります。具体的にどのような部分に違いがあるのか、考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。ここでは、洋梨と日本の梨を比較しつつ、旬の時期や産地などを紹介します。
洋梨と日本の梨の違い
洋梨と日本の梨(和梨)の大きな違いは、見た目です。和梨が全体的に丸いボール状の形であるのに対し、洋梨は下部が大きく膨らんでおり、上部は細くなっているのが特徴的です。また、その味わいや食感にも違いがあり和梨は水分が多く瑞々しいですが、洋梨は甘みが強くしっとりとしています。
洋梨の旬の時期と産地
洋梨は、日本国内では主に寒い地域を中心に栽培が行われています。旬な時期は9月~12月頃と言われており、11月が収穫時期のピークです。1番収穫量が多い都道府県は山形県で、全国の収穫量全体の約7割以上を占めており、その次に秋田県や新潟県が続きます。洋梨は収穫した直後は固いため、2~3週間ほど追熟をする必要があります。
(*洋梨の旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
洋梨の種類・品種は?ラフランスと違いある?
ひとえに洋梨と言っても、さまざまな種類や品種があります。特に知名度が高いラフランスは洋梨の種類の一つです。ここでは、洋梨の中でも有名な品種をラフランスを含めて3種、紹介します。
①ラフランス
洋梨の中でも特に有名なラフランスの旬や重さ、主産地は下記の通りです。
・旬:9~12月
・重さ:200~250g
・主産地:山形県
ラフランスはその名の通り、フランスで生まれた洋梨の一種です。日本に伝わって来たのは明治時代ですが、当時は栽培の難しさとデコボコした見た目の悪さで、大衆には広まりませんでした。
時代の流れと共にグルメブームが訪れると、ラフランスの存在は一気に知れ渡り、栽培数も増加していきました。ラフランスは洋梨の中でもトップの人気を誇り、その芳醇な香りと果汁の多さが好まれています。
②バートレット
程よい酸味と甘みのバランスが良い洋梨がバートレットです。
・旬:8~10月
・重さ:180~250g
・主産地:北海道
バートレットはイギリスで生まれた洋梨の一種です。見た目はラフランスと比較すると少し小ぶりですが、追熟が進むと皮が黄緑色から黄色へ変化します。また、強い芳醇な香りが特徴的です。果肉が崩れにくいため、缶詰に使用されることが多い品種でもあります。