洋梨の食べ頃の見分け方は?旬はいつ?種類別の選び方も紹介!
【野菜ソムリエ監修】洋梨の食べ頃や旬の時期を知っていますか?今回は、<ラ・フランス・バラード・ルレクチェ>などの洋梨の種類別に食べ頃の時期や、食べ頃の見分け方を画像とともに紹介します。洋梨の追熟方法や、食べ頃でない洋梨を美味しく食べる方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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洋梨が食べ頃の時期・旬は?
一口に洋梨と言ってもたくさんの品種があり、収穫時期や食べ頃が異ります。品種別の食べ頃を一覧にしたので、参考にしてみてください。
食べ頃の時期 | |
バートレット | 9月上旬から9月中旬 |
オーロラ | 9月中旬から9月下旬 |
マックスバード・バードレット | 9月下旬から10月上旬 |
フレミッシュ・ビューティー | 9月下旬から10月上旬 |
マルゲリット・マリーラ | 9月下旬から10月中旬 |
メロウリッチ | 10月上旬から10月中旬 |
ブランデーワイン | 10月上旬から10月下旬 |
カリフォルニア | 10月上旬から10月下旬 |
バラード | 10月上旬から10月下旬 |
ドワイアンヌ・ドゥ・コミス | 10月中旬から11月上旬 |
ゼネラル・レクラーク | 10月下旬から12月上旬 |
ラフランス | 10月下旬から1月中旬 |
テイラーズゴールド | 11月上旬から12月下旬 |
ルレクチェ | 11月下旬から12月下旬 |
エルドラド | 11月下旬から1月下旬 |
シルバーベル | 12月上旬から1月下旬 |
今回は16種類の洋梨を例にあげましたが、洋梨の食べ頃はおおよそ9月から12月の秋から冬の間になります。品種によって食べ頃となる時期の期間が大きく変わりますが、これは収穫の時期が影響しており、収穫できる期間が長い品種ほど食べ頃の期間も長くなっています。
(*洋梨の品種やラフランスとの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
洋梨の食べ頃の見分け方・選び方は?
ここでは洋梨の食べ頃の判断の仕方を説明します。触って硬さを確かめるだけではなく、見た目や香りで洋梨の食べ頃を見極めると、より美味しい時期に食べられます。
①軸の周りのシワ
収穫したばかりの洋梨の軸は、緑色でみずみずしいしくてハリや硬さがある状態ですが、追熟させて行く内に徐々に軸にシワが寄ってきて完熟に近づいてきます。さらに時間をおくと、軸だけではなく軸の周りの果肉の部分にもシワが寄るので、こうなれば食べ頃です。
②果皮の色や触感
上の軸の部分を確認したら、次は下のお尻の方を見てみましょう。全体的に見るとまだ青い状態でも、お尻の部分が黄色みを帯びて、触ると柔らかければ食べ頃のサインです。またこの頃になると、洋梨の自重で接地面が茶色く変色してきます。
③香り
軸のシワと、お尻の黄色みが確認できたら、香りを確かめてみましょう。特にラフランスやラルクチェなどの品種は食べ頃になると芳醇な香りを放ちます。鼻を近づけてみて、甘くて芳醇な香りがしてきたら食べ頃のサインですので、確かめてみてください。