洋梨とは?ラフランスと違いある?美味しい食べ方・レシピも紹介!
洋梨(西洋梨)はどんな果物か知っていますか?日本の梨・ラフランスと違いあるのでしょうか?今回は、洋梨の〈旬・産地・栄養価・カロリー〉など特徴や、主な種類についても紹介します。洋梨の食べ頃や切り方・食べ方のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
「西洋梨の貴婦人」との別名を持つ美しい洋梨がルレクチェです。
・旬:11~12月
・重さ:250~400g
・主産地:新潟県
ルレクチェはフランスで生まれた洋梨の一種です。明治時代に日本国内で最初に栽培を始めたのが新潟県で、現在では世界でフランスに次ぐ生産地です。芳醇な甘い香りと程よい酸味があり、見た目が美しいことでも知られています。
(*洋梨の種類・品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
洋梨の栄養価・カロリーは?
洋梨の栄養価やカロリーは、ダイエット中の方にとっては気になるポイントでしょう。ここでは、洋梨の栄養価やその効能、カロリー、糖質について紹介します。
洋梨の栄養価・効能
洋梨に含まれている主な栄養素は下記の通りです。
【洋梨の栄養素】
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンC
・カルシウム
・リン
・鉄
・マグネシウム
・銅
・葉酸
・パントテン酸
・アスパラギン酸
・タンニン
洋梨にはビタミン類やミネラル類が多様に含まれています。いずれかが突出して含まれているわけではありません。
ビタミンB1には糖質をエネルギーに変えたり、ビタミンCには美肌や免疫力を向上したりする効能があります。また、葉酸には胎児の細胞の成熟に必要な要素であるため、特に妊娠中の方に洋梨はおすすめです。
洋梨のカロリー・糖質
100g | カロリー | 糖質 |
洋梨 | 48kcal | 12.5g |
日本の梨 | 38kcal | 10.4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
洋梨のカロリー・糖質は、果物全体の中で標準的な量です。和梨と比較すると糖質量は高いため、ダイエット中の方には和梨をおすすめします。また、洋梨を丸ごと1個食べると、糖質量は高くなるため、食べすぎには注意しましょう。
洋梨の食べ頃の見分け方・特徴は?
より美味しく洋梨を食べるためには、食べ頃の特徴を見極める必要があります。ここでは、その特徴を紹介します。
【食べ頃の特徴】
・軸回りの果肉が柔らかい
・お尻の皮が黄色く柔らかい
・香りが高い
洋梨は収穫直後は固く、あまり美味しくありませんが、追熟の期間を10日間前後経ることで甘くなります。皮が黄色く変色し始め、柔らかくなり芳醇な香りが立つようになった頃が良いタイミングです。
(*洋梨の食べ頃について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
洋梨の切り方は?皮はどう剥く?
果物は切り方一つで、より美味しく味わうことができます。洋梨は特徴的な形なので、難しいと思われるかもしれませんが、ポイントを押さえれば簡単に切ることが可能です。ここでは、洋梨の切り方と皮の剥き方を紹介します。
洋梨の切り方・皮の剥き方
洋梨は下記の手順で簡単に切ることができます。
【手順】
①半分に切る
②裏返しにして8等分に切る
③芯を切り外す
④包丁を滑らせるようにして皮を剥く
洋梨は独特な形をしており、ある程度柔らかくなってから食べるため、丸ごとでは皮が剥き辛いです。最初に適度な大きさに切り分けてから皮を剥きます。皮を剥く際には、まな板と包丁が平行になるように持ち、皮と果肉の間を滑らせるように刃を刺し入れるのがポイントです。
(*洋梨の切り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)