【男の知識飯】決め手が「ネギ」の人気レシピ3選|ちそう×GOHANコラボ
第二弾|ちそう×GOHANコラボ【男の知識飯】とは〈ガッツリ・安い・旨い〉を抑えた『男飯』を、食材に関する〈選び方・旬の時期〜保存方法〉などの知識とともに紹介する試みです。今回は『ネギ』に関する男の知識飯を紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね。
目次
「ネギ」が決め手の【男飯】は?
スーパーなどの店頭では白ネギや青ネギが1年中販売されており、料理にも薬味にも使われます。ネギの臭い成分であるアリシンには血管拡張や利尿などの作用があるため健康にもよいので、疲労回復したい時には男飯に活用するのがおすすめです。ここでは美味しいネギの特徴や旬の時期などの知識とともに、手早く作れてスタミナ抜群の男飯レシピを説明します。
美味しい「ネギ」の特徴や旬の時期は?
ネギには長ネギの名称で知られる白ネギと葉ネギと呼ばれる青ネギなどの種類があり、特徴や産地によっても旬の時期が異なるものです。しかし美味しいネギの選び方は共通しています。ここでは、美味しいネギの選び方と旬の時期を説明します。
美味しいネギの選び方
美味しいネギの選び方は、以下の通りです。
【長ネギ】
・白い部分が締まっていて弾力がある
・持つと重みを感じる
・全体的にみずみずしい
【青ネギ】
・葉先までピンと張っている
・緑色が濃くて鮮やかである
長ネギは白い部分を食べて青い部分はだしに使うので、白い部分が長い方を選ぶのが基本です。青ネギは緑色が濃い方が栄養価が高いので、意識して選ぶことをおすすめします。購入の際には折れていたり黄色や茶色に変色したりしているものは避け、新鮮で美味しいネギを選びましょう。
ネギが美味しい旬の時期・季節
ネギは北海道から九州まで様々な地域で生産されているので旬の時期に違いがあるものの、最も美味しいのは12~2月頃です。日本で一番生産量の多い千葉県産の長ネギの旬は、10~3月と長めです。店頭ではれ春ネギや夏ネギ、秋冬ネギなどの名称で並ぶこともあり、季節ごとに収穫に適した地域の商品が並ぶのいつでも美味しく味わえます。
(*ネギの旬の時期や美味しい季節について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
「ネギ」が良い味を出す【男飯】レシピ3選!
いつものメニューにネギをたっぷりのせると、香りも見た目も味もよくなるうえ疲労回復にも役立ちます。手早く作れて、ネギの美味しさを楽しめるレシピを覚えておくと便利です。ここではネギの美味しさを味わえてスタミナも付く、男飯の時短レシピを3つ紹介します。
①ネギたっぷりラーメン(調理時間:15分)
【材料】
・中華麺:2玉
・にんにく:4片
・チャーシュー(市販):好きなだけ
・青ネギ:好きなだけ
・ごま油:大さじ1杯
・食べるラー油:大さじ2杯
・水:350㏄
・豆乳:150㏄
・醤油:大さじ1杯
・めんつゆ(2倍濃縮):小さじ1杯
・ウェイパー:小さじ2杯
【作り方・手順】
①にんにくを薄切りにする
②フライパンにごま油を引いて、にんにくを入れる
③香りが出るまで弱火でにんにくを炒める
④③に水と豆乳を加える
⑤④に醤油とめんつゆとウェイパーを加える
⑥⑤を混ぜてからひと煮立ちさせて、火からおろす
⑦規定時間茹でた中華麺を器に入れ、⑥のスープを注ぐ
⑧⑦にチャーシューと好みの分量の青ネギをのせ、食べるラー油をかけたら出来上がり
このレシピでは中華麺を2玉使っているので1~3人前と表記されていますが、お腹がすいていれば1人でも十分に食べきる量です。中華麺が見えなくなるまでネギをかけると、風味がよくなります。
②ネギ塩サーモン丼(調理時間:10分)
【材料】
・サーモン:250g
・長ネギ:1/2本
・ごはん:丼1杯
・刻み海苔:適量
・白ごま:お好みで
・白だし:大さじ2杯
・ごま油:大さじ1/2杯
【作り方・手順】
①長ネギをみじん切りにする
②サーモンをサイコロ状に切る
③サーモンをボウルに移し、①を加える
④③に白だしとごま油を加える
⑤④をよく混ぜる
⑥丼にごはんをよそってから刻み海苔をかけて⑤をのせ、白ごまをかけたら出来上がり
材料を切って調味料と混ぜるだけなので手早く作れて、具材をのせる量を調整すれば丼3杯まで食べられます。生のネギのシャキシャキした食感と香りを楽しみながら、しっかり栄養摂取できる人気メニューです。
③ネギ塩ガーリックトンテキ(調理時間:15分)
【材料】
・豚ロース厚切り:2枚
・にんにく:5片
・長ネギ:1/2本
・塩:適量
・胡椒:適量
・サラダ油:適量
・ごま油:大さじ1杯
・白だし:大さじ1杯
・レモン汁:大さじ1杯
【作り方・手順】
①長ネギをみじん切りにする
②ハサミなどで豚ロース肉の筋を数ヶ所切り、塩胡椒をふる
③フライパンにサラダ油を入れ、にんにくを加えて香りを出す
④③に豚ロース肉を入れて、両面がカリカリになるまで焼いたら火からおろす
⑤ボウルに①を入れ、塩胡椒する
⑥⑤にごま油と白だしとレモン汁を加える
⑦⑥をよく混ぜてタレを作る
⑧皿に④を盛り付けてカリカリにしたにんにくをのせ、⑦のタレをかけたら出来上がり
にんにくの香りと酸味のきいた長ネギソース、豚肉の脂の甘味の相性が抜群の仕上がりです。ごはんが何杯でも食べられる美味しさなので、スタミナをつけたい日の夕食にぜひ作ってみましょう。
「ネギ」の保存方法や賞味期限は?
旬の時期になるとスーパーや道の駅などでも、まとまったネギが安い値段で販売されています。値段は魅力でも賞味期限内に食べきれるのかが、気になる人もいるでしょう。ここでは、長ネギと青ネギの保存方法と賞味期限について説明します。
長ネギの保存方法と賞味期限
常温 | 冷蔵 | 冷凍 | |
長ネギ | 1~3ヶ月 | 3週間~1ヶ月 | 2ヶ月 |
長ネギの常温保存での賞味期限は新聞紙で包んで立てるか、土に埋めるかで異なります。冷蔵保存による賞味期限についても冷蔵庫にそのまま入れるか、カットしてから水を使って保存するかで違うのです。量によっては一部を冷凍保存するなど併用することで、長ネギの賞味期限を延ばすのもよいでしょう。
(*長ネギの保存方法と長持ちさせるコツについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
青ネギの保存方法と賞味期限
常温 | 冷蔵 | 冷凍 | |
青ネギ(そのまま) | 1週間 | 1週間 | 1ヶ月 |
青ネギ(刻んだ) | 1日 | 1~2週間 | 1ヶ月 |
青ネギは長ネギより乾燥に弱く、夏場のように温度や湿度が高くなると傷みやすくなります。そのため刻んだ青ネギは常温保存せず、冷蔵庫に入れる方が風味も維持できるのでおすすめです。丸ごとの青ネギを常温あるいは冷蔵で保存する際には、その生育環境に合わせて立てることで日持ちする期間が長くなるので覚えておきましょう。
(*刻んだ青ネギの保存方法と期間について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
「ネギ」の豆知識
アリシンをはじめとするネギが持つ栄養成分は、体に良いものです。しかしネギの持つ健康効果を得るためには、食べ方にも配慮が必要です。ここでは覚えておきたい、ネギの豆知識を2つ紹介します。
①ネギの食べ過ぎると腹痛の恐れあり
ネギを食べ過ぎると、以下のような症状があらわれることがあります。
・腹痛
・下痢
・頭痛
・口臭が強くなる
・おならが臭くなる
・貧血
これはネギに含まれるアリシンの過剰摂取によって起こる症状です。どのくらいの量で食べ過ぎになるかについては、胃腸の丈夫さなどによって個人差があります。いきなり大量のネギを食べるのではなく、少しずつ量を増やして適量を見つける方が安心です。
(*ネギを食べ過ぎるとどうなるのかについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
②ネギの栄養成分をより摂取する方法・コツ
ネギの栄養成分をより摂取する方法として、以下のものがあげられます。
・水には長時間さらさない
・油を使って調理する
・生食する
・ビタミンB1を含んだ食材と一緒に食べる
・切った後に1時間程度、空気にさらす
上記の方法を取り入れることで栄養が流れ出るのを抑えたり、体内でより効率的に吸収されたりするのでおすすめです。ネギには水溶性と脂溶性の栄養成分が両方含まれているので、調理法を変えることでより多くの健康効果が得られます。
(*ネギの栄養成分とそれを逃がさないコツについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
「ネギ」で【男飯】を作ろう!
今回はちそう×GOHANコラボの第二弾として、「ネギ」に関する男の知識飯を紹介しました。生でも加熱しても風味がよいネギは、疲労回復効果を持っているので日常的に男飯に活用するのがおすすめです。生食や加熱など調理法を工夫しながら、ネギを使って手早くできる男飯を作ってみましょう。