揚げ油の再利用方法は?何回までOK?継ぎ足し方法や捨てる場合の見分け方も紹介!
揚げ油の再利用方法を知っていますか?何回まで使えるのでしょうか?今回は、揚げ油の再利用は何回までなのか・いつまで可能なのかに加え、上手な再利用方法を紹介します。再利用できない時の見分け方や正しい捨て方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 揚げ油を上手に再利用したい…。
- 揚げ油は何回まで再利用できる?期間はいつまで?
- 揚げ油は2〜4回程度再利用できる
- 揚げ油を再利用できる期間は2〜3週間
- 揚げ油を再利用する際の保存方法
- 揚げ油の上手な再利用方法は?継ぎ足しが鍵?
- ①使った揚げ油は必ずろ過する
- ②揚げ油が何回目かで作る料理を変える
- ③古くなる前に炒め物で使い切る
- 揚げ油が再利用できない場合の見分け方は?
- ①色が黒ずんでいて粘りがある
- ②臭いが明らかにおかしい
- ③消えない泡が常に出ている
- ④熱した際に180度くらいで煙が出る
- 揚げ油の再利用しやすい・酸化しにくい種類は?
- 揚げ油が再利用できない時の正しい捨て方は?
- ①新聞紙・キッチンペーパーに吸わせて捨てる
- ②片栗粉・小麦粉で固めて捨てる
- 揚げ油の再利用方法をマスターしよう
③古くなる前に炒め物で使い切る
揚げ物をしない日でも、揚げ油は炒め物に使うことが出来ます。肉や魚の脂が揚げ油に移ることが酸化の原因となりますが、これは食材の旨味が揚げ油に移っている状態とも言えます。この油がを古くなる前に炒め油として使うことで、炒め物にもコクが加わり美味しく仕上がります。
揚げ油が少なくなってきたら新しい油を継ぎ足していくことで古い油はほとんど残らず、ムダのない上手な使い方が出来るでしょう。
揚げ油が再利用できない場合の見分け方は?
しかしどんなに上手に使っていても、どうしても油が残ってしまうこともあります。時間が経ってしまい再利用できなくなってしまった油の見分け方は以下の通りです。このような油になったら使用せずに処分してください。
①色が黒ずんでいて粘りがある
色が黒く変色し、温度を下げた時にドロドロと粘り気が出てきた油は酸化が進んでいる証拠です。使わずに処分して新しい油で揚げ物を行いましょう。特に魚の揚げ物をした場合は着色が激しくなるので注意が必要です。
②臭いが明らかにおかしい
古い油は熱した際に明らかに新しい油とは違う異臭があります。嗅いでみて枯れ草や塗料のような不快なにおいを感じたら使用しないようにしましょう。
Twitterの口コミ
古い油を固めるテンプルしたらめっちゃくさいやばあああああああああああ
③消えない泡が常に出ている
酸化した油は新鮮な油に比べて粘度が高くなるため、加熱した際大きくて消えない泡が立ちます。揚げ物をしている際の細かい泡とは明らかに違う泡が立っている場合には注意が必要です。
(*揚げ油が泡立つ原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④熱した際に180度くらいで煙が出る
通常、油は230〜240度まで上げても煙は出ません。しかし、180度くらいで白い煙が出てきてしまう場合、油が劣化している証拠なので使用は控えましょう。
揚げ油の再利用しやすい・酸化しにくい種類は?
精製方法や加熱しても酸化しにくいオレイン酸の割合の差から、油の中でも酸化しやすい油と酸化しにくい油があります。酸化しにくい油は以下の通りです。
・キャノーラ油
・オリーブ油
スーパーでいつも買えるキャノーラ油は比較的酸化しにくい安定した油であることが分かりました。またオリーブ油を揚げ油として使用するのは海外では一般的なので、試してみるのもおすすめです。油は種類も多く値段も様々であるため、色々比較しながら油を使い分けるのが良さそうです。