カレーがまずい…美味しくする方法はある?原因・理由別に対処法を紹介!
作ったカレーがまずい・美味しくないことはありませんでしたか?今回は、作ったカレーがまずい〈薄い・辛い・甘い・コクが足りない〉など理由・原因別に対処法を紹介します。まずいカレーのリメイクレシピや失敗しない作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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作ったカレーがまずい…なぜ?美味しくする方法はある?
カレーは学校の家庭科でも習うことが多い、基本の料理のイメージがありますが、失敗することもあります。レシピ通りに作ったつもりでも、水っぽくなったり、味が薄かったりして、美味しくない場合は捨てるしかないのでしょうか。ここでは、まずいカレーを復活させる方法やリメイクレシピを紹介するので、カレーが美味しくない時の参考にしてください。
カレーがまずい理由・原因と対処法は?
作ったカレーがまずい場合、仕上がりの味に応じて理由を考え、原因に合った対処をすればまずいカレーも修正させることが可能です。ここでは、作ったカレーがまずいと時の対処法を美味しくない理由や原因別に紹介します。
①カレーを冷凍した場合
冷凍したカレーを解凍したらまずくなった場合は、カレーの具材に使った野菜から水分が抜けた可能性が高いです。じゃがいもや人参などの野菜は一度冷凍すると水分が抜けてしまうので食感が悪くなります。また、野菜から出た水分のせいでカレーが薄まり水っぽい味に変わります。
冷凍したカレーを解凍して、味がまずいと感じたら、水分が抜けた具材を取り出し、ルーと分けて調理しなおすのがおすすめです。具材の野菜はブレンダーで潰し、ルーに混ぜます。また、ルー味が薄まりサラサラしていることが多いので、味付けが必要です。
市販のカレー粉やカレールー、塩コショウなどで味付けし直し、ちょうど良いとろみがつくまで煮込むと美味しくなります。肉は冷凍しても水分が抜けにくいので、つぶす必要はありません。また、刻んだ野菜やひき肉を炒めたところに混ぜてキーマカレーにリメイクしても美味しいです。
(*カレーの解凍方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②味が薄い場合
カレーの味が薄い場合は、野菜を入れすぎて水っぽくなったり、煮込み時間が足りていない場合が考えられます。野菜を入れすぎると水分が多く出るので、分量通りの味付けでは足りず、味が薄くなります。また、玉ねぎは炒めてじっくり加熱した方が甘みが出る野菜です。加熱時間が足りないと、カレーのコクが出ません。
肉や野菜も、ある程度煮込むことで美味しいだしが出て、全体がまろやかで調和の取れた味わいに仕上がります。野菜を入れすぎて味が薄い場合は、塩やコショウ、市販のルーやカレー粉など、基本の味付けを足して再度調節します。また、加熱時間が足りない場合は、もう一度アクをとりながら10分程度煮込み直すのがおすすめです。
それでも味が足りないときは、はちみつやみりんでコクを出し、醤油やソースなどの隠し味を加えて全体の味のバランスを整えます。コンソメスープの素や中華スープの素を入れても美味しいです。
(*カレーの味が薄い原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③サラサラ・水っぽい場合
ルーを入れた後に加熱時間が足りていない場合はサラサラになります。カレーがサラサラでとろみがなく、水っぽくて美味しくない場合の原因はいくつかあります。野菜の入れすぎにより、水分が出てしまうことも原因の1つです。
他にも、カレールーではなくカレー粉で味付けした場合、とろみがつく小麦粉などの食材が入っていないのでさらさらした仕上がりになります。手軽にとろみをつけて味を調えるには、カレールーを足すのがおすすめです。ルーを加えると味も濃くなり、とろみも付きます。また、片栗粉でとろみをつける方法も簡単です。
とろみよりも水っぽさが気になるときは、味に深みが出るようにコンソメスープの素やウスターソースなどを加えると、味が整います。
(*カレーをドロドロにする作り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④コク・旨味が足りない場合
カレーにコクや旨味がなく物足りなくてまずい場合は、味付けが足りない、水分が多すぎることが考えられます。加熱時間が短く、素材の旨味が引き出せていない場合もあり、圧力鍋などでしっかり再加熱すると素材から旨味も引き出せます。
味付けが足りない場合は、塩コショウやカレールーで味を足しましょう。それでも旨味が足りないときは、バターやコンソメスープの素、塩こうじ、ニンニク、炒めた肉などを加えると手軽に旨味がつきます。甘みも少ないときははちみつやみりんを加えるのもおすすめです。