カレーを辛くする方法・調味料は？スパイス・ソースで後から調整できるやり方も紹介！

ニンニクは唐辛子のような辛みはありませんが、加えるとスパイシーな風味が加わるので旨味と辛みが引き立ちます。カレーの風味やスパイスとの相性もよく、味がまとまりやすい調味料です。また、ニンニクには血行を促進する作用がある栄養素が含まれていて、食べると体も温まり、辛い物を食べたときのような感覚が得られます。

最初から加えるときは、具材を炒めるときに加えるほうがおすすめですが、ガーリックパウダーなどを使用する時はルーが溶けた後に加えます。

(＊カレーににんにくを入れる効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

甘口のカレーを辛くするには、スパイスを加えるのもおすすめです。カレーによく使われるスパイスは色々ありますが、ここでは身近なスパイスでカレーを辛くしたいときに役立つものを紹介します。実際に使ったことがある人のツイートも紹介するので、参考にしてください。

黒こしょうは普段の料理でもよく使われる身近なスパイスですが、カレーにたくさん加えると、辛みが加わり美味しくなります。こしょうの辛みは唐辛子の辛みとは違った風味で、スパイシーな味が好きな人におすすめです。カレーが完成してからあと入れで辛みを足すのも簡単で、食べている途中で味を変えたいときにも便利です。

黒こしょうは完熟していないこしょうの実を乾燥させて作ったスパイスで、白こしょうよりも辛みが強いのが特徴です。粗挽きやパウダー状などの黒こしょうがありますが、ホールタイプを使うときにはミルで挽く方がより香りが引き立ちます。

一味唐辛子はうどんやどんぶりものに添えられることが多く、和食のイメージが強い香辛料ですが、唐辛子を丸ごと使っているので辛くしたいときに向いています。唐辛子のピリピリした辛さがそのままカレーに加わるので、手軽に辛みをつけられます。汎用性も高く、和食や中華料理など、色々な料理に使えるので、辛い物が好きな人は普段から常備しておくのもおすすめです。

シンプルな香辛料で、唐辛子以外の材料を使っていないので、カレーの味わいを損なわずに辛みだけを加えたいときに役立ちます。

七味唐辛子は一味唐辛子に山椒や黒こしょう、麻の実、陳皮などの7種類のスパイスを加えて作られた香りのよい香辛料です。唐辛子の辛みだけでなく、黒こしょうの辛みや陳皮や山椒の風味も付けられるので、カレーに奥深い味わいも加わります。メーカーによって使われているスパイスの種類や配合が変わるので、事前に原材料をチェックしておきましょう。

カレー粉は手軽にカレーの風味がつけられる香辛料で、ターメリックやコリアンダー、クミン、赤唐辛子などのスパイスを調合したミックススパイスです。カレー粉を加えるだけで、カレーらしい風味が本格的に濃くなるので、カレーを辛くするのに向いています。

味わいや風味を損なわずに、カレーらしい辛みを足せる便利なスパイスで、具材の味付けのときでも、後から足すこともできます。メーカーによって辛みや風味が変わるので、好みのカレー粉を常備しておくとカレーだけではなく、炒め物やスープなどにも使えて便利です。