タラの芽の下ごしらえ方は?トゲ・はかまの取り方〜アク抜きまで紹介!
タラの芽の下ごしらえのやり方を知っていますか?今回は、タラの芽の〈はかま・どげ〉や〈アク抜き〉など下ごしらえの方法や、保存方法を紹介します。<天ぷら・おひたし>などタラの芽を使ったおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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タラの芽の下ごしらえってどうやってやるの?調理方法は?
山菜の王様とも称されるタラの芽を美味しく味わうためには、丁寧な下ごしらえが大切です。タラの芽の下ごしらえには以下のようなものが挙げられます。
・はかま・トゲの処理
・根元の処理
・アク抜き
今回はタラの芽の成長具合、太さ、調理法によってどのように下ごしらえをすればよいのかを詳しく説明します。ひと手間かけて下ごしらえすることにより、ほろ苦い風味や香り高いタラの芽の料理を堪能できるので参考にしてください。
タラの芽の下ごしらえ①はかま・トゲの処理
タラの芽のどの部分が食べられるのか、どのように下ごしらえすればよいのか悩む人も多いでしょう。まずは、タラの芽のはかま・トゲの処理方法について紹介します。タラの芽のはかまの取り方や、トゲを取り除く必要があるのかなどを詳述します。
タラの芽のはかまの取り方
タラの芽のはかまの取り方の手順は以下の通りです。
①はかまを手で外す
②タラの芽の汚れを洗い流す
タラの芽のはかまは外側の固い皮を指し、手で簡単に外すことができます。はかまを付けたまま調理すると口当たりが悪くなってしまうため、必ず取り除きましょう。また、タラの芽のはかまの中にアブラムシが付いていることもありますが、汚れと共に洗い流せば食べても問題ありません。
タラの芽のトゲは取るべき?
種類によってトゲがあるタラの芽もありますが、トゲは加熱することで柔らかくなるため取り除かなくても美味しく食べられます。トゲが固く気になる場合は、毛抜きで取ったり、包丁の背でそぎ落としたりするとよいでしょう。
(*タラの芽のトゲは食べれるのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
タラの芽の下ごしらえ②根元の処理
タラの芽のはかまやトゲを取り除いた後は、固い根元の部分の下ごしらえをしましょう。ここでは、タラの芽の根元の処理方法を紹介します。
タラの芽の根元に切り込みを入れるメリット
タラの芽の根元に切り込みを入れると以下のようなメリットがあります。
・加熱時間が短縮できる
・火の通りが均一になる
タラの芽は穂先と根元の固さの違いが大きく、火の通り具合にばらつきが生じやすいので、根元に切り込みを入れておくと調理しやすくなります。また、切り込みを入れると短時間で熱が入るため、タラの芽の風味が残りやすくなります。
タラの芽の根元への切り込みの入れ方
タラの芽の根元に切り込みを入れる際は、以下のような手順で行いましょう。
①根元の固い部分を包丁で切り落とす
②包丁で断面に十字の切り込みを入れる
固い根元の茶色の部分は苦味が強く食べられないため包丁で切り落とし、切り口に浅く包丁で切り込みを入れます。タラの芽が小さかったり、細かったりする場合は一文字で切り込みを入れてもよく、大きさによって調整してください。