ぶどうの旬の時期・季節はいつ?品種で違う?鮮度の見分け方も紹介!
【加藤ぶどう園監修】ぶどうの旬の時期・季節はいつからいつまでか知っていますか?今回は、ぶどうの旬の時期・季節の<巨峰・マスカット>など種類による違いとともに紹介します。新鮮なぶどうの見分け方や、旬のぶどうを美味しく食べるための保存方法・食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- ぶどうの旬の時期・季節はいつからいつまで?
- ぶどうの旬の時期・季節は基本的に夏から秋(8月〜10月)
- ぶどうの種類・品種による旬の時期の違いは?
- 8月が旬の時期のぶどうの種類・品種
- 9月が旬の時期のぶどうの種類・品種
- 10月が旬の時期のぶどうの種類・品種
- 旬のぶどうの選び方は?新鮮な見分け方って?
- ①色が濃い
- ②皮にハリのある
- ③白い粉(ブルーム)がついてる
- ④枝が太く緑色
- ぶどうを新鮮な状態で保存する方法・コツは?
- ①房ごと乾燥しないようにする
- ②実を一粒ずつばらす
- ③すぐ食べない場合は冷凍保存する
- 旬なぶどうを美味しく食べるためのコツ・注意点は?
- ①洗うのは食べる直前にやさしく
- ②冷やし過ぎないようにする
- ③房の下部の実から食べる
- ぶどうを旬の時期に美味しく食べよう
①色が濃い
一般的にぶどうは色が濃い方がポリフェノールが豊富に含まれているので良いといわれています。特に、黒色や赤色のぶどうはしっかり色づいている濃いものを選ぶのがおすすめです。また、一粒一粒の間に隙間がないものの方が新鮮です。ぎっしり詰まっているぶどうは実が落ちていないので、収穫してからそれほど日がたっていません。
②皮にハリのある
より新鮮で美味しい旬を迎えたぶどうを選ぶには皮のハリに着目することも大切です。皮にしわがあったり、実がしぼんでいるものは収穫後時間がたっていることが多く、味も見劣りします。
③白い粉(ブルーム)がついてる
出典: @Watermelon8boy
ぶどうの表面には、白い粉のようなものがついていることがありますが、白い粉がついているぶどうの方が新鮮で美味しいです。この白い粉はブルームと呼ばれ、ぶどうの表面から水分が蒸発するのを防ぎ、新鮮さを保つ役割を果たします。ぶどう自身が生み出す物質で、カビと間違えられやすいですが食べても問題ありません。
さらに、鮮度が落ちるとブルームがなくなることから、ブルームの有無を確認するとより美味しいぶどうを選べます。
④枝が太く緑色
出典: @mediumrx78
より新鮮なぶどうを選ぶには、ぶどうの枝の色を確認する方法もおすすめです。ぶどうの枝は収穫後緑色をしていますが、日がたつにつれて茶色く枯れたような枝に変わります。切り口がみずみずしいものほど、鮮度が高いので、枝の様子をよく観察してみてください。また、枝が太くしっかりしているぶどうは、実にしっかり栄養が送られているので、美味しいです。
ぶどうを新鮮な状態で保存する方法・コツは?
旬のぶどうが手に入ったら、美味しく保存して長く楽しみたいと思う人も多いです。しかし、ぶどうをより美味しく、鮮度を保ったまま保存するにはどうすればよいでしょうか。ここでは、ぶどうを新鮮な状態で保存する方法やコツを紹介します。
①房ごと乾燥しないようにする
ぶどうを鮮度を保ったまま保存するときは、乾燥に注意して保存することが大切です。ぶどうは収穫後、日持ちが早く賞味期限も短い果物なので、できれば冷蔵庫の野菜室で保存するほうがおすすめです。しかし、冷蔵庫の中は乾燥しやすいので、必ず一房ずつ新聞紙に包んでください。新聞紙に包んで、野菜室で保存した場合、ぶどうの日持ちはおよそ3~5日です。
②実を一粒ずつばらす
ぶどうは房のまま保存するよりも、一粒ずつ実をばらした方が保存状態がよくなり、日持ちも長くなります。面倒でも実をばらすことで、実の中にある水分が枝に取られる心配がなくなります。ばらしたぶどうはペーパータオルを強いた密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存します。実をばらして保存した場合、ぶどうの日持ちはおよそ1週間程度です。(注:ぶどうをばらす際には、実を軸から抜かず、軸の先端から切って保存してください)
③すぐ食べない場合は冷凍保存する
すぐにぶどうを食べないときは、冷凍保存することで長期間保存できます。ぶどうを冷凍保存するときは、実をばらし、密封できる保存袋に入れて保存します。冷凍保存したぶどうの日持ちは、約半年程度です。食べるときは自然解凍か冷蔵解凍で、半解凍の状態で食べても美味しいです。
(*ぶどうの冷凍保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)