カソナードとは?ブラウンシュガーと違いある?代用方法や使い方など紹介!

カソナードとはどんな砂糖か知っていますか?今回は、カソナードの味・使い方など特徴を〈ブラウンシュガー・きび砂糖〉など他の砂糖と違いを比較して紹介します。カソナードの代用品やお菓子レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. カソナードとは?どんな砂糖?
  2. カソナードはサトウキビ100%のフランス産の砂糖
  3. カソナードのカロリー・栄養成分
  4. カソナードと他の砂糖の違いはある?
  5. ①カソナードときび砂糖の違い
  6. ②カソナードとブラウンシュガーの違い
  7. ③カソナードと三温糖の違い
  8. ④カソナードと黒砂糖の違い
  9. ⑤カソナードと白砂糖の違い
  10. カソナードがない時の代用品は?
  11. ①三温糖
  12. ②グラニュー糖
  13. ③バニラシュガー
  14. カソナードの使い道は?お菓子作りレシピも紹介!
  15. ①カソナードとナツメグのバニラコーヒー
  16. ②クレームブリュレ
  17. ③カソナードとイチゴジャムのマフィン
  18. カソナード市販商品のおすすめ
  19. ①カソナッド(カソナード)750g(1,080円)
  20. ②カソナード 750g(972円)
  21. ③カソナード サン・ルイ・シュクル 1kg(1,642円)
  22. カソナードとはサトウキビ100%の砂糖

カソナードとは?どんな砂糖?

出典:https://shop.arcane.co.jp/product.php?id=1279

カソナードはお菓子作りが趣味の人以外には、なじみの薄い砂糖でしょう。スーパーやコンビニエンスストアで、カソナードを見かけることはほぼありません。ここでは、カソナードとはどのような砂糖なのかについて説明します。

カソナードはサトウキビ100%のフランス産の砂糖

カソナードとはフランス産で原料が100%サトウキビの砂糖のことで、以下のような特徴があります。

・繊細な甘味
・コクのある風味
・はちみつとバニラを合わせたような香り


カソナードはインド洋に浮かぶレユニオン島で収穫されたサトウキビだけを使い、精製せずに出荷するブラウンシュガーの1つでもあります。カソナードはフランス語でサトウキビを意味する言葉で、英語ではカソナッドと呼ばれています。

カソナードのカロリー・栄養成分

100gあたり カロリー 糖質
カソナード 400kcal 99g
白砂糖 384kcal 99.2g

カソナードと白砂糖を比べると糖質量は変わらないものの、カロリーに違いがあります。これは精製度が低いカソナードには、糖蜜が多く含まれているからです。またカソナードには、以下の成分が含まれています。

・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB3
・ビタミンB6
・カルシウム
・リン
・マグネシウム
・カリウム
・ナトリウム
・亜鉛
・鉄

カソナードに多く含まれているビタミンB群は、エネルギー代謝に不可欠な栄養成分です。ビタミンB1は糖質の分解、ビタミンB2は脂質の代謝、ビタミンB3は糖質と脂質両方の分解を促します。またビタミンB6は肌と髪と歯の健康を維持する効果があります。

またカソナードにはミネラルも豊富ですが、臓器や細胞を健康に維持するうえで欠かせない栄養成分です。カルシウムは骨や歯を形成するほか生命維持にも関わり、リンはカルシウムの働きをサポートするとともにエネルギーや脂質の代謝を促します。

マグネシウムはエネルギーの産生や神経伝達などを促し、カリウムは体内の余分なナトリウムと結合し排出することでむくみの予防や解消をサポートします。ナトリウムはカリウムとともに体液の浸透圧のバランスがよくなるよう水分量を整え、亜鉛はタンパク質と糖質と脂質の代謝を促すのです。鉄は血液中のヘモグロビンの材料となり、体の隅々に酸素を運びます。

カソナードと他の砂糖の違いはある?

出典:https://www.yodobashi.com/product/100000001005328303/

カソナードはブラウンシュガーの中でも含蜜糖に分類され、黒糖や和三盆と同類です。しかしブラウンシュガーにはきび砂糖や三温糖など、分蜜糖に分類されるものもあります。ここでは、カソナードと他の砂糖の違いについて説明します。

①カソナードときび砂糖の違い

含蜜糖とは、糖蜜と結晶を分離することなく結晶化した砂糖をさします。中でもカソナードはレユニオン島のサトウキビを原料とする精製前の粗糖を用いて製造しており、バニラやハチミツを思わせる特有の香りと深い甘味とコクがあるのが特徴です。そのためお菓子作りに用いられるのが一般的です。

きび砂糖も原料がサトウキビだけであることは共通しているものの、精製する過程で出る糖液を煮詰めて作るものなので工程が異なります。カソナードのように強い香りはなく、甘さもまろやかです。きび砂糖はコクや照りを出すために煮物に使うのが一般的ですが、吸収が穏やかなのでお菓子や飲み物に入れる人もいます。

(*きび砂糖について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

きび砂糖とは?三温糖・白砂糖などと違いは?危険と言われる理由なども紹介!

②カソナードとブラウンシュガーの違い

ブラウンシュガーは、見た目が茶色い砂糖の総称です。カソナードもブラウンシュガーの一種であり三温糖や黒砂糖、きび砂糖、てんさい糖も同じ分類になります。ブラウンシュガーも砂糖によって味や香り、製造方法は異なるため用途も様々です。しかし、カソナードとブランシュガーには違いがないと認識して問題ありません。

(*ブラウンシュガーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ブラウンシュガーとは?三温糖・黒糖・きび砂糖との違いは?代用品も紹介!

③カソナードと三温糖の違い

関連する記事