びわの味わいは?似てる果物はある?すっぱい時でも美味しい食べ方も紹介!
びわの味を知っていますか?似てる果物で表現するとマンゴーのような味わいです。今回は、びわの種類別の味わいの特徴や美味しい食べ方を、すっぱい時の対処法や食中毒の危険性とともに紹介します。びわを使ったレシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
びわは以下のように皮を剥いて、生食するのがおすすめです。
①清潔なふきんなどで表面を軽く拭く
②びわの天地を包丁で落とす
③びわに一周切り込みを入れる
④実をひねり半分にする
⑤種を取り除く
⑥皮を剥く
⑦食べやすい大きさに切ったら出来上がり
びわは変色しやすい果物なので、水に少量のレモン汁を加えたものにさらすのがおすすめです。おもてなしの際などは、お皿に盛り付けると水菓子として重宝します。また種を取り除いたものをスプーンでくり抜き、そのまま食べる方法もあるので試してみてください。
すっぱいびわは甘くならないのでデザートやお菓子に活用しよう
すっぱいびわは追熟しないので、そのまま食べるのが難しい時はデザートやお菓子に活用することをおすすめします。またびわは温度変化や乾燥に弱く、冷蔵庫で保存すると低温障害で味が落ちてしまいます。新聞紙に包んで風通しのよい場所に置いても3~4日で傷んでしまうので、すっぱいびわはすぐにアレンジして食べてしまいましょう。
びわの種は食中毒の危険があるので注意
びわの種には天然の有害物質が含まれているため、食べると食中毒の危険があるので注意が必要です。農林水産省の公式サイトでも、以下のように注意喚起を促しています。
ビワなどの種子(たね)や未熟な果実には、天然の有害物質が含まれています。平成29年、ビワの種子を粉末にした食品から、天然の有害物質(シアン化合物)が高い濃度で検出され、製品が回収される事案が複数ありました。ビワの種子が健康に良いという噂(うわさ)を信用して、シアン化合物を高濃度に含む食品を多量に摂取すると、健康を害する場合があります。
びわに含まれているのはアミグダリンやプルナシンなど、青酸を含む天然のシアン化合物です。果肉に含まれている量は少ないので食べて問題はありませんが、種を乾燥して粉末加工したものを摂取すると、健康に悪影響を及ぼすリスクが高いので食べない方が無難です。
びわの美味しい食べ方・レシピを紹介!
びわは日持ちしない果物なので、生食で食べきれない時はアレンジレシピにして楽しむのがおすすめです。びわをお菓子やデザートにすると、おもてなしの際にも喜ばれます。ここでは、びわを美味しく食べられるアレンジレシピを紹介します。
①びわのコンポート
びわをコンポートにして冷やしておくと、暑い時にさっぱり食べられるのでおすすめです。このレシピでは鍋にびわがかぶる程度の水を入れ、白ワインとグラニュー糖とレモン汁を加えて煮詰めています。砂糖の量を加減して、好みの味に仕上げましょう。
②びわのゼリー
旬のびわを大量消費したい時におすすめのレシピで、簡単に作れると人気です。鍋に切ったびわと水とグラニュー糖を加えて煮てから、粉ゼラチンを加えて冷やし固めます。びわを大きめに切ると食べ応えがあり、見た目もキレイに仕上がる一品です。
③びわの生ハム巻き
旬のびわを生ハムで巻くと、お酒のおつまみやオードブルとして楽しめる副菜になります。ポイントは仕上げにふりかけるブラックペッパーで、辛味がびわの甘酸っぱさと生ハムの塩味を引き立ててくれます。好みでオリーブオイルをかけたり、チーズを添えても美味しいです。